究め道

色々感じた事を書くブログです

自分なりの見解

昨今のニュースでよく耳にする様になった生成AIというもの。

少し前にchatGPTがニュースでよく取り上げられていたので

その次に来た機械系の話題がこれだったので

自分の中では少し気になっています。

 

詳しい事を知っている訳ではないので

知らないなりの感想にはなりますが、

amazon等で買い物をした時の履歴や閲覧記録から

類似品や関心の高そうなものを自動的に宣伝する機能がありますよね。

あれは本人も含めた多くの人がどういう行動をしているか

というビックデータを活用したものでしたが、

機械に学習させる能力を発展させる事で生まれたものが

chatGPTであり生成AIかなと思っているので

突如として出て来たものではない、というのが個人的な感想です。

まだ精度は高くないですが、出された情報を基に最適解を導き出すスピードは

機械の特徴だと思いますし、情報が機械にとって正確であればあるほど

精度の高い答えが出せるところまでは来ていると思います。

次のフェーズとして人間が無意識でしている「忖度」を

機械が理解して最適解を出せる様になると

利用者からも「精度が高いものが出来た」と感じる様になるのではないでしょうか。

(一例を挙げると、家庭内で父親が「テレビをつけて」と言った時に

母親がテレビをつけるだけではなく、父親の好みのチャンネルに変えていたら

それが例え無意識であったとしても「忖度している」という事になります。

こういう事を機械が理解すると、グレードアップしたと感じると思いますね)

 

ただ一方で、生成AIによって作られた美術品が贋作との見分けが付かなかったり

作家の盗作をしてしまったり、という問題点があるので

海外では特に慎重になっている、というふうに感じています。

日本では賛否が分かれる問題ではありますが

知的財産権という分野においてはあまり関心がない人が多いのか

議論を深めている、という様には感じないですね。

それ自体を否定するつもりはありませんが

後で大騒ぎする様な無様な結末にはなってもらいたくないと思っているので

現在のAIに対する知識を正しく認識した上で

議論出来る様な形になると良いなぁと思います。

因みに、自分は否定派ではないです。

しかし、何か不具合が起きそうな場合にはすぐにストップ出来る状況は

作っておいた方が良いかな、とは思いますね。

この考えが甘いと言われればそれまでかもしれませんが、

自分の今現在持っている知識からすると、この程度の結論しか出せないです。

何もかもを否定するのは違うと思いますし

もろ手を挙げて賛成するというポジティブな感情でもない

というのが正直なところですね。情報が少なすぎて精査出来ない感じでしょうか。

 

少し目にしたり耳にする様になりましたが、

AIアイドルというものが出現し始めているみたいで。

どこかの出版社では既に掲載して、それについての話も出ている様ですね。

個人的にはそれくらいなら好きにして良いんじゃない?とは思います。

 

アイドルを辞書で引くと『偶像』と出て来ます。

アイドルの現代的な意味で言うと憧れの対象人物を指す感じですが

偶像は元々神仏をかたどって信仰の対象にするものという意味なので

イメージを形にして崇拝する感じですよね。

それが今は実在の人物を対象にしている訳ですが、

AIアイドルなら本当にイメージから作り上げられるので

本来の意味に近いものが出来上がりそうだな~と思うので。

それを好きになるのも自由ですし、どこかの記事で読みましたが

AIアイドルはスキャンダルは起こさないから絶対裏切らない

という言葉も面白いと思いながら納得もしましたし。

 

パターンは少し違うかもしれませんが

初音ミクが最初に出て来た時にはかなりキワモノ扱いされていましたが

それでも現在に至る迄10年以上経っても根強い人気があるというのは

実在の人間でなくても支持する人は一定数いる、とも解釈出来るかな、と。

 

ただ、このジャンルに限った話ではありませんが

価値観というのは人それぞれですし

倫理観は守らなければならない、とも思います。

医療の技術と研究は日進月歩で進んでいますが

クローン研究についてはかなり慎重になるのは当たり前ですよね。

そういったところについての考えはしっかりしていなければならないですし

AI技術についても同様だとは思います。

楽しみな部分もありますが、道を踏み外す様な事にならないよう

フラットに色々見られる状況にしておきたいところですね