今年の梅雨明けが6月中に宣言され、過去最速の宣言、
過去最短の梅雨期間だったと言われていました。
事実、6月の最後の方は連日猛暑となり
あまりの暑さにクーラー等が使用され、電力供給が追い付かなくなる懸念から
電力需給逼迫警報が発令される程でした。
果たして今年の夏は何処まで暑くなるのか?
なんて戦々恐々としていた方もいた事でしょう。
自分もその1人です。
連日の猛暑から一転、今週は雨が全国各地で降り続ける形となり
梅雨明け宣言したのに連日雨かよ…なんて言いたくなってしまう状況です。
近年では天気予報の精度は格段に向上したと言われていますが、
温暖化等の影響もあるのか、同じくらい気候変動が激しくなっている様に感じます。
今ではお馴染みとなったゲリラ豪雨もひと昔前では考えられなかったですし、
通り雨で一瞬酷い雨にあたる事はありましたが、
線状降水帯と呼ばれる局地的に雨を降らす雲が生成されるなど
自分が生まれた頃に比べると明らかに変化していると感じます。
熱帯気候の場所ではスコールと言われる集中的な雨が降りますが、
日本でもそのうち同じ様な言い方がされるのかもしれませんね。
少し前にこちらで書きましたが
テレビの気象予報士が冗談っぽく言っていましたが
「梅雨明け宣言を止めても良いですか?」なんて言ってました。
気候が著しく変化している現代において、
梅雨入り・梅雨明けという表現が適さないのではないか?という投げかけでしたが
今週の連日の雨を見ていると、梅雨に逆戻りした様に感じますし
こういう宣言って意味がないのかもしれないな、なんて少し思いました。
自分は昔の人間なので、こういう宣言をされると
「そうか、そんな季節なんだなぁ」なんて改めて感じたりするものですが、
それがなくなると寂しくなったり変化を感じにくくなってしまう一方で
世の中の変化に対応するには、それに適した表現方法にするのも
必要な事だとも感じています。
以前にも書いたかもしれませんが
「昔は良かったよな~〇〇で」みたいな表現は
昔の自分からするとオジさんくさい感じがしてとても抵抗がありましたが、
ノスタルジックな気持ちになると思わずそんな言葉が出てしまう
年齢になってしまった様に感じる今日この頃です。
早く雨止んで欲しいなぁ