究め道

色々感じた事を書くブログです

"推し"というもの

先日、ももクロ高城れにプロ野球選手の宇佐美と結婚を発表しました。

個人的には現役のアイドルが結婚を発表するのも驚きでしたし、

今後もアイドルとして活動すると宣言したのも驚き。

自分はアイドルが恋愛したり結婚するのも1人の人間なんだから別に構わない

と思っているタイプですが、世間的にはアイドルの恋沙汰は

スキャンダルとして扱われますし、ファンが応援しなくなるというイメージから

恋愛禁止を謳うアイドルも多いですよね。

そんな風潮に新たな一手になるのかは興味のあるところです。

ももクロは一世を風靡しましたし、今でも全盛期程ではないにせよ

人気アイドルグループであるのは事実。

これで「アイドルが普通に恋愛・結婚」なんて日が今後スタンダートに

なるかもしれませんね。

 

相手の宇佐美は若手の頃から高城推しと言われるファン。

まだ詳細は不明なのでどうやって接触したり交流したのかはわかりませんが

少し前にyoutuberが元AKBのアイドルと結婚したのも

現役の頃からファンだった人との結婚で「推し婚」なんて言われましたね。

アイドルと結婚なんて空想の様な話が現実になるのはファンからすると夢物語。

当人同士が幸せなら良い事だと思いますね。

まぁ、とはいえアイドルの相手が知名度のない一般人ではないので、

その部分はまだ現実を見せられるところかもしれませんが。

 

自分は40年以上生きて来て、可愛いと思えるアイドルはたくさんいましたが

今の風潮で言う"推し"とまでは考えていませんでした。

ライブに行く事もしなかったですし、結婚を空想する事もなかったです。

自分にとっては『テレビの先の人』という印象だったので

ある意味あまり熱が入る事はなかったのかもしれません。

今のアイドルはAKBを発端に『如何に近い距離で感じられるか』を

売りにしているケースが多いと思うので

より現実的に考える人が多くなっているのかな、と思いますね。

また、テレビに出ている芸能人を見かけた事はたくさんありますが、

テレビでの姿はあくまで役割を演じている姿に過ぎず、

オフの姿が違っている人が多かったですし、それが当たり前だとも思っています。

だからこそ、自分からグイグイ近づく事もしようとは思わなかったですし、

その部分の自分なりの線引きはしていたのかもしれません。

 

所謂"推し"という人たちに対して、どう受け取るのが正解なのかな?

と思う事はあります。

熱量は人それぞれですし、否定するつもりもないのですが

夢を見るよりも現実をもっと大事にしても良いのではないかなぁと

思う事はよくありますね。

推しの為に食事を質素にしたり、追っかけで〇〇円使いました

なんて話をよく耳にしますが、まずは自分を大事にしなよ…と。

勿論心の支えとして存在してもらうのは良いと思いますが、

自分の生活を蔑ろにしてアイドルに熱を注ぐのは

本筋ではないのでは?と思うんですよね。

最初に載せた2組の結婚も、"推し"としての公言はあるものの

相手が軸になっている職業や能力が存在しているから

「良かったですね」と祝福されるものになっている訳ですし、

心身を乱してまで追っかけるのは、追っかけられる側からすると

ある意味恐怖なんじゃないかなぁと。

余力で応援するのはOKですが、そうじゃない人がいるのだとしたら

考え直してもらいたいなぁと思います。

 

因みに、俺の推し(?)は妻です。

自分を精神的にたくさんサポートしてくれるので

感謝でしかありません。

結婚して3年が経ちますが

彼女の為にこれからも頑張って生活していこうと思っています。

リアルを大事にするので自分は精一杯。

テレビの先の人に夢中になるのは、他の人を否定する訳ではありませんが

今の自分には想像出来ないですね