究め道

色々感じた事を書くブログです

出来る・出来ない

今日は自分と家族の話を。

自分は、社会人になってからですが、病気による療養期間がある事もあって

元々あまり自信があるタイプではありませんが、

尚更自身に対する評価は良くないです。

出来ない事だらけで自己嫌悪になる事も良くあります。

しかし、妻から見た自分の評価はかなり良く、

自身の評価が低い事に対しても「それは違う」とハッキリ。

妻なので、加点のフィルターが入っている部分も大いにあるだろうと

個人的には鵜呑みにはしていませんが、

それでもそう言ってくれる妻によって

自分はだいぶ普通の生活が送れる様になったので感謝しています。

(妻の言葉で弱っていた心が幾分か回復したのが

社会復帰の大きな足掛かりになりました)

 

一方、妻は自身を「何も出来ない」とよく言います。

家事を含めた家の用事を分担して行っていますが、

大小関係なく妻は自分を頼ってくれています。

それが転じて「何も出来ない」と言うのですが、

自分からすると妻はとても出来る人だと思っています。

特に自分が不得意とする事柄なのですが、

出来ないものを誰かにお願いしたり、その後のフォローがしっかりしている事、

マルチタスクがあってもしっかりと記憶して優先順位を付けて処理をしていく事、

また、いざという時の決断力が的確で、その決断が間違っていたと思った事は

結婚して3年以上経ちますが未だにありません。

苦手な事にも果敢にトライする姿勢があり、

精神面での成熟ぶりには驚かされる事ばかりです。

 

誰かを頼る事は自分は本当に苦手で、

アフターフォローをしているつもりでも上手くいかない事ばかり。

そんな苦い経験があるからこそ、妻の『頼るチカラ』というのは

本当に羨ましいです。

人によってはお願いされるとストレスを感じる事もありますが、

妻にはそれを感じないですし、

周囲の人を見ていても同様の感覚なのではないかと思います。

言葉で説明出来ない不思議な魅力で、自分が本当に学びたい部分です。

 

マルチタスクを同時にこなしたり優先順位をハッキリさせて行うのも流石。

自分はマルチタスクが苦手で、1つずつこなさないと忘れてしまう事もしばしば。

だからこそ、1つの事に集中して即完結したいタイプなのですが、

仕事においてはそうはならない事の方が多いですし、

それを実践している姿を見ると自分はまだまだだなぁと思い知ります。

若い頃、妻は大手飲食チェーンの店長としての勤務経験があったと言ってましたが

まさにそれが活きていると感じますね。

 

マルチタスクが出来るからなんでしょうが、

情報を正しく認識し続けられるので決断も正しいものばかり。

将来的な立場として決断力を求められる場面が出て来る事は

自分の人生で大いに有り得る話なので

妻の決断力は本当に"欲しい"です。

 

得意ではないと自認していても挑戦する姿勢が様々な場面で垣間見えるので

自分としては安心していられますし、

その姿勢が他人の共感を生むのかなぁと思ったり。

だからこそ、頼られた時に応えたくなるのかもしれませんね。

 

書けば書く程、そんな人が何故自分をパートナーにしようと思ったのか

正直今でも謎です。

自分からすると頭が上がらない存在なので、

これからもしっかり向き合っていけたらな、と思います。

 

最近、IKEAの商品を作り上げる事で家でも結構忙しくしているのですが、

妻が気を利かせてお風呂のスイッチを入れてくれました。

ボタン1つで浴槽にお湯が溜まる様に内装してもらったのですが、

時間が経ったので作業を止めてお風呂に入ろうと服を脱いで浴室に入ったら

湯気を感じるものの浴槽はカラ。

何で?と思ったら浴槽の栓が空いてたので全てお湯が流れてしまっていたんです。

それを妻に報告したらえらくショックを受けていて

「普段はお願いしているからわからなかった。ごめんなさい」と

メチャクチャ反省していました。

そんな姿が可愛らしくて堪らないんですけどね。

 

最後は惚気で。失礼しました