究め道

色々感じた事を書くブログです

競馬界特有の流れ

近年ウマ娘を発端に競馬ブームが再加熱しているのは

少しだけ知っていました。

とはいっても、自分はウマ娘はしていないのと

そこまで競馬に造詣がないので「そうなのかぁ」という程度ですが。

 

そんな中、途轍もない強さを誇る現役馬のイクイノックスが

引退をすることを馬主が発表したそうで。

現役最強とも称される馬が、全盛期のまま引退するというニュースは

競馬界に疎い自分でも驚きました。

 

単純に数字で言うと10戦8勝。2着2回と連帯率は100%。

レコード勝ち2回、GⅠ6連勝、総獲得賞金は22億円越えで歴代1位と

非の打ちどころがない出来栄え。

戦績の中にはドバイでの勝利もあるので、

遠方に移動して優勝するという難易度の高さもものともせず。

自分で載せていても改めて"凄い"の一言です。

 

競馬界では、優秀な競走馬の血統がとても重要視されます。

わかりやすく言うと、優秀な馬の子は優秀になるケースが多いのです。

その為、優秀な馬には引退後に『繁殖』という第2のお仕事がある訳です。

特に種牡馬(オス馬)は多く繁殖を求められますが、

当たり前の話として種付けが出来る回数には限界があるので

結果として種付けの価格が高騰するのです。

人間の様に身体がボロボロになる迄現役で居続ける人がいますが、

競馬界だと優秀であればある程最後迄走る馬は実は多くないんですよ。

今回のイクイノックスも、10月・11月に連戦があり

疲弊していたのもありますが

種牡馬としての活躍を重視して引退を英断した訳ですね。

 

勿論、種牡馬としての仕事も大事なのは重々承知していますが

それでも「あの馬が何処までいくのか」という妄想を

競馬好きな方であればしてしまうのは仕方ないでしょう。

自分が思う2大タラレバは「現役を全うしたらどんな成績を収めるのか」と

「歴代の最強馬が集まってレースが行われたら、どんな展開になるのか?」

というところじゃないでしょうか。

イクイノックスの強さは既に伝説級のものがありますが

全盛期に引退をするとそういう想像力は掻き立てられますよね。

種牡馬も大事。わかるよ。わかるけど…という話。

こういう妄想をしている時が、ファンにとっては1番幸せなのかもしれませんが。

 

ちなみに、自分がプレイしていないウマ娘では

そういうタラレバ的なものをゲーム内で実現出来るのが

ウマ娘の最大の魅力だ、というのを聞いた事があります。

競馬には造詣がないので何とも言えませんが、

歴代のプロ野球選手のベストオーダーみたいな例え話をされると

自分としてはとても腑に落ちますね。

昔『プロ野球チームを作ろう』というゲームがあったんですが、

それはまさにそういった要素を盛り込んだゲームでした。

自分もハマりましたし、そりゃ人気も出る訳だと納得です。

 

また、別の話にはなりますが、イクイノックスが引退して数年が経つと

その子供たちが競馬界を席巻する事になるかもしれない

というのもまた想像力を掻き立てる話。

競馬界というのは、そういうロマンがあるんですよね。

 

とはいえ、自分はそこにお金を落とそうとは思いませんけどね