究め道

色々感じた事を書くブログです

お茶を濁したいのか?

統一教会の話題で、解散命令の請求がありましたね。

過去の経緯については割愛しますが、

解散命令請求によって粛々と事が進むのかは注視したいと思っていました。

一方、旧統一教会側は田中会長が会見でおわびをすると共に

最大で100億円を国に預ける案を検討しているとか。

それで済むのか?というのが率直な感想ですが、

こういったアクションに文科省側がどう対応するかも気になるところです。

 

宗教と政治の癒着が露呈した事で様々な問題も同時に発覚した訳ですが

個人的にポイントになるのは「国民がいつまで関心を持ち続けられるか」

だと思っています。

双方ともに旨みがあって繋がっていた間柄なので、

どちらかを一方的に断罪する立場にはないと思っています。

しかし、国民に広く知れ渡ってしまった以上対応はしなければならないので

政府側としては動かざるを得ない、というのが現状かと。

(旧統一教会もそうですが、公明党創価学会の関係追及にも繋がる話ですし

特に与党は触れられたくなかった部分である事は確かでしょう)

 

ほとぼりが冷めたらしれっと元通りに、というのが両者にとって最高の結末

である事は間違いないので、そうならない様に関心を持って監視する

というのが今の国民に求められる役割でしょう。

とはいえ、情報が溢れているのが今の世の中。

テレビの情報はスピード感はイマイチながら誤報には

かなり気を遣っていると思うので、そういった意味で信頼性は高いですし

スマートフォンの台頭によってより手軽に情報を入手・拡散出来る様になりましたが

それでもコンテンツとしては現在でもアテにしている人は多いでしょう。

その為、テレビ局側がこの話題を絶やさずに伝えてくれる事も

結構肝なんじゃないかな、と思っています。

報道局の質の低下が叫ばれていても、頼らざるを得ない現状もある訳ですが。

 

統一教会側がお金を供託する話について、テレビ局がその額を伝えた訳ですが

自分は全く知らないので想像でしかないですが、

宗教法人の集金ノルマの話等を聞くとえげつないものがありますし

それを巨大な団体がやっていたとなるとその額は正直半端じゃないレベル

になるのは想像出来ます。

実際、いろんな場所でいろんな宗教法人が大きな建物を作って

信者が通いやすい状況を作っていますしね。

税制面で優遇されているとはいえ、そもそもそのお金は何処から捻出したんだ?

と思うと、その集金によって成り立っているのは容易に想像出来ますし

それによって新たな活動にも繋がっている訳ですしね。

100億円というとかなりの額にはなりますが、

今迄に集めた金額からするとかすり傷程度のものなんだろうなぁと。

それで事を収めて欲しいという考えが透けて見えますし

現在迂闊な事を発言すると裁判で不利になる事を警戒して会見をしていましたが

「おわびはするが謝罪ではない」という言葉も正直よくわからないですしね。

誰に対しての詫びなのか、謝罪との違いも不明ですし

解散命令請求に反発している間に時間を稼いで

保有する財産を別のところに移行するのか?など

ハッキリしないが故に憶測ではありますが色々モヤモヤさせられますね。

 

広く国民にわかりやすい形で表現をするのが好きな野党の政治家の方がいますが

「散々万引きした人が5000円だけ預けるので許して、と見える」という

発言には不謹慎ながらも少し笑ってしまいそうになりました。

普段は的外れな表現や指摘をして反感を買ったり大スベリしてしまうのを見ますが

これに関してはあながち間違っていない様に感じたので。

そうやってやり過ごそうとしているのはその通りなので

キチンと見定め続ける必要があると思いますね。

 

今回の一件で政治不信に更なる滑車がかかった訳ですが、

統一教会にはキッパリとNoを、そしてそれを決断出来る政治家であるかどうかを

次の投票の1つの目安にしても良いのかもしれませんね。

解散しても違う形や名称にして生き残るだろ、とかの意見もあるでしょうが

放って置いたら元の木阿弥になるだけですから。

粛々と出来る事はやらないとダメだと思いますし

そういった事柄についても情報をアップデートし続けて

関わらない様にするだけでなく常に注視するという事が必要でしょうね