究め道

色々感じた事を書くブログです

深く理解する事は難しい

現在、イスラエルで紛争が起きている事は

日々のニュースを観ていると知る事が出来ますよね。

過去の経緯等について簡易的なまとめを見ましたが

信仰する宗教の違いや現在だけでなく以前から

衝突自体は絶えなかった事が載っていました。

日本で生まれ、周囲を日本人に囲まれて暮らす自分からすると、

紛争のそもそもの理由や歴史、信仰するものについて

どうしても他国と比べると身近には感じにくいです。

自国の歴史は勉学で知り得ますが、それも勉強で知るだけなので

近くに感じないだけに愛国心へと昇華しにくかったり。

日本という国の良し悪しを本当の意味では理解出来ていない

と自分自身思っていますし、知るのにも限界がある様に思います。

 

ロシアとウクライナの争いも終結していませんが、

ロシアの侵攻の理由も彼らの言い分からすると

「自国の領土を欧米諸国に削られた分を取り返してるだけ」

という事ですよね。

戦争の大義名分ではないですが、自国の領土を主張するのが主なので

島国の日本からすると、これもピンとはきにくいですよね。

(戦国時代にはよくあった話かもしれませんが)

 

日本が平和ボケなんて揶揄される事がありますが、

自分がその立場なら、と考えにくい文化や地理なのが土壌にあって

現在に至る部分があるのである種仕方がないところは否めないでしょう。

しかし、だからといって現在起きている話を対岸の火事

考えてしまうのはダメだというのもまた事実な訳で。

 

尖閣諸島を釣魚群島と称して自国の領土と主張する中国や

竹島を独島と称して同じ様に主張する韓国が居ますが、

彼らの主張を受け入れて日本の領土ではないものとした場合、

「じゃあ次は…」と嵩にかかって更に様々な要求をする事は目に見えていますし

領土が狭くなると自国の海域も狭くなるので

日本の食産業やそれに携わる経済力は著しく低下します。

だからこそ、自衛隊の方々が身体を張って防衛を日々しながら

国際ルールに基づいて自国の領土を主張するのが正しい道筋となります。

ただ、現在の世界の緊張状態に乗じて上記の2か国やその他の国が

日本に攻勢をかける可能性は否定出来ず、

その為政府は防衛費の増大を決定している訳ですね。

増税を肯定している話ではないのであしからず)

 

日本に限って言えば、第二次世界大戦終結後からは大きな戦時を迎えていません。

が、世界情勢を考えると楽観視は出来ないのが現在の状況です。

今、いち日本国民として出来る事はそういった世界情勢に『関心を持つこと』

だと思っています。

こういった事が起きている、これを日本で起こさない為にはどうすべきか。

日々の生活を守る為に目を背けずに考えるべき問題だと思います。

実際に何が出来るか?というところまで考えを発展させなくても良いのです。

イスラエル問題やウクライナ情勢は自分たちが深く理解するのは

恐らく無理なのではないか?という位に根深いもの。

しかし、概要を知っておけば自分たちの問題には幾らか置き換えやすくなります。

そうするとどこかのタイミングで起こってしまうかもしれない

戦争の当事者になった際に自分たちがどうすれば良いのかが見えて来る筈なので。

少なくとも、現状を見る限りですが日本が戦争を仕掛けられた際に

アメリカを含む他国が本気で日本を防衛してくれる確証はないと思うので。

(条約があっても、仮に自国と日本を同時に攻められたら自国を優先して

日本を守ってくれる事はないでしょう。条約を履行し続ける事が実際に難しいのは

現在の世界情勢を見れば嫌でも納得するのではないでしょうか)

 

ネガティブな話なので考えたくないというのはありますが、

色々な人が居て色々な考えを持っている以上

こういった話は切っても切れないものなのかもしれません。

災害と同様で、いつ何処で何が起こるかわからないもの。

その為にアンテナを立てておくのが大人というものなのかもしれません