究め道

色々感じた事を書くブログです

王様が変わること

先日の話ですが、イギリスのエリザベス女王が逝去されましたね。

現在、イギリス全土は喪に服している期間だと思います。

在位は70年を超えるらしく、世界的に見ても歴代2位の長さだとか。

それだけ長きに渡って王位を守るのは本当に大変な事だと思いますし、

その役目を終えた事について、ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 

時が経つにつれて、世の中の考え方・価値観は変化していくのが当たり前です。

平成天皇だった現上皇上皇后様は、日本で災害が起きた時

被災地に足を運ばれて、膝をついて被災者の話を聞いている姿が

テレビで幾度となく放送されました。

昭和天皇やその頃の考え方ではしないであろう行動で、

皇室の方々も時代に合わせた対応を作り上げている、と

皇室ジャーナリストと呼ばれる方がよくコメントしていました。

上皇上皇后様のお姿は威厳を保ちながらも親しみを感じるので、

そういう日々の姿勢がそう感じさせるのだと思います。

天皇・皇后両陛下も上皇上皇后様の姿をイメージしながら

日々の公務に取り組まれているのを感じますし、

その中で自らのスタイルを作り上げる事にも関心を感じます。

いち国民には理解しえないご苦労があると推測しますが

是非とも無理のない様に頑張っていただきたいと思っています。

 

エリザベス女王が逝去した事で、息子のチャールズ皇太子

先日国王に即位されましたね。

70歳を超える年齢の為、この先の事を考えるとなかなか前途洋々とは

言い難いかもしれませんが、イギリス人の為にも

頑張っていただきたいものです。

チャールズ国王即位に伴い、王位継承順位も変動。

国王の長男であるウィリアム王子が継承権1位に、

王子の3人のご子息がそれぞれ2~4位になりました。

 

自分は詳しくありませんが、チャールズ国王の次男であるヘンリー王子が

結婚した相手にかなり振り回されている、というニュースを

以前から目にしていました。

結婚したお相手がアメリカ人である事から、イギリス王室の考えを

完全に理解する事が難しかったんだろうと推測しますが

そうはいっても王室の考えに迎合しない姿については物議を醸していますし、

王室を離れたと言っても王位継承順位にヘンリー王子やそのご子息が

続いている事を考えると「なんだかなぁ」と言いたくなりますね。

 

日本でも両陛下のご子息は愛子様のみで、

日本の皇室のルールでは女性天皇を容認していない為、

継承順位で言うなら秋篠宮殿下が順位1位になりますし、

その息子の悠仁様が2位という事になります。

近年では秋篠宮家の騒動が取り沙汰されていますが、

ものは違えどイギリス王室の話にも少し近しいものを

日本人として感じてしまいますね。

王室・皇室というのが特殊な世界なことくらいは想像出来ますが

国の象徴とも言える方々ではあるので

国民から歓迎される様な存在であって欲しいと思います。

 

王様が変わるというのは、わかりやすく変化を感じる事になりますが

時代に合う形だったり、迎合すべきところをしてもらいながら

品格を保つ姿を見せてもらいたいですね。

日本もそうですが、自国を好きになる要因の1つに

そういった方々の存在というのがあると思うので。

チャールズ国王も両陛下も、その他の国の方々も

歴史を背負っている以上、相応しい生涯を送っていただきたい

というのがいち国民の願いです。

まぁ、単なるワガママかもしれませんけどね