究め道

色々感じた事を書くブログです

日本独自の形?

コロナ禍を過ぎて訪日外国人が増えているのは日に日に実感します。

新型コロナウイルスが第5類に移行されたのが去年の5月だったと

記憶していますが、それ以前から経済活動の活性化は言われていましたし

第5類になった事で制限の解除もかなり進んだと思います。

これによって日本人も出張等が活性化したと思いますし

円安が進んだ今、日本は「安くて楽しめる国」なので

外国人が積極的に訪日しているのも分かる気がします。

 

毎日自分が仕事で社外を移動している時、

街中や電車内などで外国人観光客らしき人を見かけます。

既に全く珍しくない光景の様に思い始めている自分がいますが、

一方で殆どが日本語での対応になるからか

苦戦している観光客の姿も目にします。

最近最もよく目にするのは電車の自動改札ですかね。

慣れている人はスムーズに通っているのですが、

ずっと開閉ドアが動きっ放しで困った様子の方も。

自分に時間の余裕がある時は声をかける事もありますが、

殆どは仕事での移動中なので、自身の心の余裕のなさ故に

見ないフリをしてしまっています。

心の中でゴメンって言いながら、ですね。

 

日本では交通系ICカードでの通過が一般的ですが、

利用する鉄道会社によってはお得に利用出来るチケットが結構ありますよね。

平日の混雑時間以外であれば安く利用出来る回数券だったり、

1日乗り放題とかも。

自分も全てを把握している訳ではないので、他にも色々あるんでしょうが

知らない方法で改札口を通過しようとして開閉ドアが動いてたとすると

自分もどう説明したら良いのか困るのが悩ましいところ。

しかし、旅行者にとってみれば私鉄の違いなんかはあまり分からないでしょうし

直通で色々な路線が繋がっている都心部だと

余計に旅行者的には悩みそうですよね。

自分も子供の頃は電車に乗る事がほぼない人間だったので

乗り換えの時に切符がなくならないかが心配でした。

日本人ですら知らないとそうなんだから

観光に来た人たちには交通手段というのはかなりハードルの高い作業

なんじゃないかなぁと思いますね。

 

アメリカ本土で地下鉄に少しだけ乗りましたが、

それも相当予習して行きましたし、割引とかについては二の次で

不自由なく行動出来る様にする方が最優先でしたから。

結果的に何もなかったのでホッとしましたが

異国の言葉が通じない環境下で慣れない事をする

というのはかなりストレスがかかる事だと個人的には思います。

それも旅行の醍醐味といえばそれ迄ですが。

 

世界的に見ても日本の鉄道やバスはかなり充実していると思っています。

海外の方が車社会ですし、日本は国土面積が少ない中で効率的に

考える必要があったので、ある意味当たり前の結果なんですが

それに挑戦している観光客の方々を見ていると

なかなかチャレンジャーだなぁと思いますね。

母国に帰った後で良い思い出として語ってもらいたいです