究め道

色々感じた事を書くブログです

金沢旅行 その2

兼六園金沢城公園からホテルに戻った後の続きから。

 

夕飯迄の時間が少々あったので、妻と妻のお義母さんの3人で

近くにあった地元の作家さんが作った陶器を売っているお店に行きました。

デザイン的にも素敵なものはありましたが、

持って帰るとなると…という事で購入はしないまま退店。

そのまま少し近所を散策すると、偶然でしたが武家屋敷の通りを見つけました。

昔の造りを現代まで残そうとするには街ぐるみで取り組むレベルの話だと思いますが

当時の雰囲気を壊さない様に現代との融合をしている姿は

不思議な空間でもあり、それが良さなんだなぁと思いました。

この辺りを散歩していたらあっという間に夜になったので

お義父さんと合流して夕飯を食べに行きました。

今回の旅行で義両親が1番楽しみにしていたカニ料理を食べました。

時期は冬が最も盛んになる様なので、3月だと少しずれていますが

それでも美味しい料理を堪能出来たので

自分だけでなく皆満足していましたね。

あまりにお腹いっぱいになり過ぎて翌日の食事が大丈夫か?

と心配になる程しっかり食べさせてもらいました。

 

2日目。

朝食はホテルではなく、近江町市場という場所で食べる事に。

昨日も載せましたが、近江町市場は東京でいう築地、京都でいう錦町市場

の様な場所で、飲食店や海鮮系を中心とした売り場もあるところです。

そこで朝食でしたが海鮮丼を食べました。

旅行を計画している段階から、2日目の朝食は海鮮丼にしようと話し合っていたので

これについては予定通りです。

ただ、初日は天気がもってくれたのですが、

2日目は朝から雨だったので行動がしづらかった、というのはありましたけどね。

 

朝食を食べた後、ホテルに戻ってチェックアウト。

荷物を金沢駅のコインロッカーに預けて、

近江町市場に隣接する施設の地下街で地元のスーパーを少し散策。

少しだけ買い物をした後、やり残しがないかを確認する為に

再び近江町市場に足を運んでみましたが、

朝とは違って酷い混雑だったので早々に撤退しました。

都心部の通勤ラッシュ時の駅のホームの様な混雑ぶりだったので

流石にこれは…という事で断念。

お昼も混雑するのではないか?と思ったので、近くの洋食屋に入りました。

これまで散々海鮮系の食事が続いていた事もあって

全員ちょっと違うものを食べたい気分になっていたのもありますね。

 

食事後、雨が続いていたのもありましたし

長居するのも悪いと思ったので金沢駅に戻りながら喫茶店を探すと

良い雰囲気のする喫茶店を見つけたのでそこで小一時間ほど休憩。

その喫茶店は夫婦で経営をしている様に見えましたが、

男性の方が外国人だった事もあり、外国人観光客が席の半数を埋めるくらい

国際色豊かなお店でした。

外国人観光客が多いのは兼六園やその他街を散策している時にも感じていましたが、

彼らにとってその喫茶店は貴重なスポットなんだろうなぁと思いましたね。

恐らくSNS等で情報を共有しているんだと思います。

ただ、そのお店自体はガヤガヤしている訳ではなく

本当に落ち着く空間で、素敵なお店でした。

妻は旅行後に「あの喫茶店が個人的には1番ヒットだった」と言うほど。

リラックスも出来て、雰囲気も良くて、コーヒーも勿論美味しかったので

本当に良いお店でした。

 

そのお店から、駅に戻る様に街を散策。

駅に着いてからは、新幹線の出発時刻に合わせて

お土産選びに奔走しました。

同じ考えの人が多数いる中での買い物だったので、

若干ハラハラする感じはありましたが

無事に買い物も全て終了。

夕方17時前の新幹線で発車して、家路に着きました。

 

個人的な金沢の感想ですが、

雨の為茶屋街に行けなかったのは少し残念だったものの

街並みを色々見れたのは楽しかったですね。

観光スポットがある程度の範囲内に収まっているのでありがたいだけでなく、

近所の雰囲気もあまり焦らせない様な落ち着いた雰囲気で

毎日仕事やら何やらでバタバタしがちな自分の心が

スローな雰囲気で落ち着いていくのを感じられました。

心のデトックス、なんて表現が合う様な素敵な場所だと思いましたね。

実際に住むとなるとまた違った気持ちになるのかもしれませんが、

観光地として人気が出ているのも納得でした。

今回はガイドブックにあるメジャーどころを中心に行動しましたが、

次回行く事があったら、レンタカーを借りて足を伸ばしながら

色々なものを楽しみたいなぁと思いました。

 

コロナ禍で様々なものが制限されていましたが、

それが徐々に緩和されているのも旅行で感じましたし

こうやって実感する事で日本にまた少しずつ賑わいが戻って来て欲しいとも思います