究め道

色々感じた事を書くブログです

知っておきたい・身につけたい

40歳を超えてかなり経ちますが

知らない事というのは山ほどあると思っています。

ただ、今の時点ですぐに身につけなければ!という切迫感がない

環境に身を置いている事もあって

日々の生活を守る事を優先している、というのが

今の自分の現状だったりします。

我ながら情けない話ですが、正直な実態でもあります。

恐らくですが、こういう方は他にも居るのではないか?とも思っています。

(同志探しというのもまた情けない話ですね)

 

例えばですが、先日行ったハワイでは日本人観光客が多いという事もあり

カタコト英語でも通じるのがありがたい部分ですが

それでも英語が出来ると旅行中も便利だと思いましたし

そういうのをキッカケに一生懸命勉強しよう、と考える人もいるでしょう。

自分も少しずつ考え方を改めなければならないと思っていますが

元来の怠け者気質が出てしまうのもあり

セルフで継続させる難しさに直面しています。

一例として挙げましたが、それ以外にも自分が知りたいこと・身につけたいことは

ありますし、人によってその種類も様々だと思います。

 

最近考えるのは、コロナ禍になった事によって

「マナー」というものについて考える様になりました。

今では世間的にもだいぶ緊張感が高い時期は過ぎたと感じていますが、

それでも室内で相手と商談する時等には

マスクをして話をしますし、相手もそうしている人が多いです。

阿吽の呼吸といえばそれまでですが、外すタイミングの難しさは感じますね。

マスクは一例ですが、TPOに応じた服装やマナーというのは本当に多種多様で

それを身につけているかどうか、というのは

その後の関係性に影響を与えると思っているので

これも知識として知っておきたい事です。

テーブルマナーなんかもそのうちの1つで、

ラジオやマンガでの失敗エピソードでフィンガーボールの水を飲んでしまった

なんて話は結構耳にしますよね。

 

失敗から学ぶというのは大事な事だと思いますが、

事前知識や一般教養というのは時代も含めると変化するケースもあるので

知らない人からするとかなりハードルが高いものなんじゃないかな

と思ったりします。

現代を生き抜く上で必要なスキルとして学べる場所があると

本当にありがたいと思いますね。

一時マナー講師等が流行ったのも、その流れかもしれません。

マナーもそうですが、現代ではお金に関する知識も大事ですよね。

表現として正しいかどうかは置いておきますが、

高度経済成長期とは違うので「稼いだお金をどう運用するか」を

しっかり知識として頭に入れておくのは現代において重要な事だと思います。

ファイナンシャルプランナーがそういうアドバイスをくれるのもありますが

株や自己研鑽などの"投資"という考えも大事だなと思います。

お金の話をするのは下世話だという意見も勿論承知していますが、

何も考えなくても平気な時代ではない、というのが現代の適切な表現だと思うので

自分よりも下の世代になると、より生き抜く為に多大な努力が必要だろうと

想像してしまいますね。

 

では、それを【学校】で教えるのは?

と考えると、今の学校の環境を考えると妥当ではない、とも思います。

学校は平等に学べる場である事は替え難い事実ですが、

教師が慢性的に過酷な環境下にある中で

全く知らないジャンルを適切に指導・説明する事が可能か?

と考えると、無理だろうな、と。

外部からそういう講師を呼ぶのが手っ取り早いとは思いますが、

学校側には文科省からカリキュラムが組まれているので

そのカリキュラムの隙間を作る事が簡単ではないので

現実的に難しいと思ってしまいますね。

(学校関係者ではないので内情を全て知っている訳ではないですが)

 

各家庭の自助努力が現状として差になってしまいますが、

こういうものこそ格差をなくしていかないと

格差の二極化が進むのは言うまでもないでしょう。

自分は凡人なので妙案はありませんが、

こういうところに力を入れるのが本当の意味での『教育』なんじゃないかなぁ

とは思ったりしますね。

誰も取り残さないなんてワードを偶に耳にしますが

国民が1人でも多く生き残る為に必要な知識って

マナーとかスキルとかお金の事とか

そういうものなんじゃないかな、と。

マイノリティの方々の考えを無視しろという話ではなく

時代によって優先順位は変動すると思うので

その時々によって優先するものをしっかりと考えておく

というのが大事だと思いますね