近所のドラッグストアでマスクを購入する様になって１年以上経ちますが
新型コロナウイルスが流行し始めた当初はマスク需要が異常に高まり、
品薄になる事もしばしば。
それが徐々に落ち着いて来たのは、生産量の確保が出来たからでしょうか。
どこのドラッグストアでも当たり前の様に陳列しています。
マスクを買い占めて転売する輩もかなり話題になりましたが、
今ではそんな話は耳にする事もなくなりました。
正直、困らない量が備蓄されているのはありがたい話です。
最近ですが、訳アリ商品を扱うお店で５０枚入りのマスクが売っていたので
値段を見てみると、信じられない程安い価格でした。
生産元は中国、販売会社が大阪と書いてある商品で少し悩みましたが
失敗しても後悔しないくらいの安さだったので
ものは試しに、と思い購入。
今日まで３回使ってみて、の感想です。
マスクの集塵率が９９％、と書いてあるのでそれは信じようと思います。
正確にはいち消費者には確かめようがないので。
ただ、近所で常に買っていた日本製のマスクと違う点は
一言で表現するとしたら「マスクのフィット感」でしょうか。
鼻の形に合わせて折れるノーズフィッターというのはあるのですが、
だからといって隙間が０になる訳ではありません。
その隙間を限りなく少なくする為に、日本製のマスクの方には
内側のノーズフィッター部分に薄いフィルムが１枚あるのです。
これがある事で、より密閉空間に近い状態が作れるんですよ。
鼻の僅かな隙間からウィルスが入り込んで罹患する可能性は否定出来ないので
アメリカの疾病管理予防センターでは「マスクを二重にするのが効果的」と
発言しているのですが、
日本製のマスクなら二重にする必要がないくらい
細かい配慮がされている事に気が付きました。
中国製のものが粗悪であるという事ではなく、
日本製の質の高さを否応なしに実感しました。
（これは全てのマスクに通ずる話ではないのでお気を付けください）
ただ、密閉率が高いだけに息苦しくなるのは事実な訳で。
ウィルスに罹患しない、という基本中の基本はクリアしているのですが
日々の生活をする上での難しさ、という１つ上の課題が現状としては
あると言えるのかな、と思いますね。
消耗品ですし、大量生産しなければならないものなので
全ての問題を解決出来るものはなかなか出て来ないでしょうが、
イギリスで承認された飲み薬タイプの治療薬が
日本でも当たり前に流通するまでは仕方のないことなのかもしれませんね。
日本人は真面目だというのもありますが、
マスクの性能の高さもあって
諸外国よりも罹患率が低いのかな？
とふと思っています。
やっぱり、日本ってなんだかんだ言って凄い国だと思います
