究め道

色々感じた事を書くブログです

考え方が変わっても

今週日曜日に参議院選挙がありますが、

所用により期日前投票をしてきました。

先日も少しだけ選挙の事に触れましたが、

微力でも世の中の為になってくれるはずだ、と思って投票しました。

 

自分は元々考え方が保守的です。

右寄りというつもりはないですが、日本という国は好きですし

戦国時代を中心に歴史の事を見たりするのは好きです。

そんな中、近年の情勢を見ると一時的に自民党が野党に下野しましたが

民主党の失態の数々によって自民党が第一党に戻りました。

民主党の悪政については今更掘り下げるまでもありませんが、

じゃあ一時のムーブメントだったとはいえ、

民主党が政権奪取した時は自民党の失点もまた多かった訳です。

第一党に戻った自民党が、野党時代の経験から真摯に向き合い

しっかりと与党としての役目を果たしているのか?と問われれば

現在の世の中の混沌ぶりを見る限りYesとは言い切れないでしょう。

言ってしまえば、自民党は政党として大きな進歩・改革はしておらず、

民主党が勝手に躓いて転んだだけ、というところではないでしょうか。

 

文句を言い出すとキリがなくなるので止めておこうと思いますが、

自分も含めて多くの有権者が思っているのは

「結局今の世の中を少しでも良いものにするには誰に入れたら良いのか?」

という事ではないでしょうか。

それがわからないから投票しない、という結論に達している人もいると思うので

いち国民からすると立候補者はアピールが上手ではないのか

圧倒的な支持を得られる人材がいない、という様に見えます。

本当に残念なことです。

自分が政治家になるつもりは一切ありませんが、

良い意味でエネルギッシュな候補者が出てくれると面白いんですけどね。

 

アメリカでは民主党共和党の二大政党がありますが、

4年に1度の選挙ではかなりの盛り上がりを見せています。

ヘイトスピーチネガティブキャンペーンなど負の側面もありますが、

あれだけ熱狂的な活動は日本では考えられないですよね。

アメリカ人特有の考え方なのかもしれませんが、

政党に入れる人もいれば、大統領候補のキャラクターを気に入って入れる人もいます。

その結果、民主党共和党の政権が入れ替わる事もそんなに珍しくありません。

政権が変わると基盤が変わるので不安に思わないのだろうか?

と個人的には思うのですが、

それでもアメリカ人は感情のままなのか、それともしっかり判断しているのか

ちゃんと自分の意思を投票で示しているイメージです。

「今の大統領ではダメだから違う候補者に入れた」という話は珍しくなく

政権が変わる事を良い意味で恐れていない感じがします。

日本はあまりそういう側面はないので、

「余程悪くならなければ現状維持が良い」と考えますよね。

自分もそうですが、保守的な考え方かな、と思ったりします。

 

今回の期日前投票では、自民党及び自民党候補者には入れませんでした。

基本的には保守的な考えなのですが、

自分自身のこの考えを変えないといけないのかな、

アメリカ人じゃないけど、変化を恐れず投票してみようかな

と思って入れてきました。

 

あと1週間あるのでどうなるかはわかりませんが、

今の情勢を見る限り与党が優勢なのかな、と見ています。

しかし、個人的には与党に入れて安定政権を目指して欲しいとは思えなかったので

その意思を示して来ました。

この今の気持ちが、これからもずっと続くとは思っていません。

もしかしたら、一時的な気の迷いなのかもしれません。

が、考え方が変わるのは決して恥ずかしい事じゃない

と自分に言い聞かせようと思います。

自分の思想・思考に固執しない、間違えたら間違えたで修正すれば良い

と今は思っています。

 

見方によってはブレブレに見えるかもしれませんが、

一番の根底にあるのは「日本という国が豊かで住み良くなって欲しい」という事。

その為に、自分の頭をガチガチに固めるのは良くないと思った次第です。

日本国民の全員がどう考えるかはわかりませんが、

間違っても良いから投票をする、責務を果たす。

このマインドになってもらいたいな、と思います