究め道

色々感じた事を書くブログです

明と暗?

先週末の3連休ですが、スポーツで色々出来事がありましたね。

アジア大会も開催中ですが、今回はそれ以外の2つについて

載せていこうと思います。

 

1つ目はバレーボールW杯。

グループの上位2か国にパリ五輪の出場権が与えられる大会で

女子は出場権獲得ならず、日本も先々週の段階で不穏な状況でしたが

そこから怒涛の快進撃を見せ、最終戦アメリカ戦の前に

土曜日の段階で2位以上を確定。パリ五輪行きを決めました。

正直、先々週の段階では不調の原因等について載せましたが

3試合目以降はチームとして一丸となった感がありましたね。

2戦目の敗戦後、司令塔であるセッターの関田がインタビューを拒否する程

ショックが大きかった試合でしたが、

その後の1日の休養で気持ちを切り替える事が出来たのか

3~6戦目は全て3-0のストレート勝ちという

ネーションズリーグの躍進をそのまま見せる形になりました。

自国開催というアドバンテージはありましたが、

気持ちが晴れる連勝劇だったので、観ていて楽しかったですね。

アメリカ戦ではフルセットの末に敗れましたが、

前日に出場権を獲得していたのでスターター以外の選手にとっては

格好のアピールの場となった事でしょう。

来年の五輪に向けてしっかりチームを作る時間を確保出来たメリットは大きいので、

五輪でも活躍を期待したいところですね。

 

日曜の夜には、ラグビーW杯のグループ最終戦が行われました。

日本は格上のアルゼンチンと対戦。

途中までは拮抗する展開でしたが、最後に力尽きて敗戦。

前回の自国開催時に続く2大会連続の決勝トーナメント進出を果たす事は

残念ながら出来ませんでした。

(バレーボールのアメリカ戦と丸被りだったので、妻はバレーボールを観てました)

常に相手にリードを許す展開ながら、離されずに戦っていたのは

観ていても燃える展開でしたが、

日本が得点後にすぐに相手の猛攻を受けて失点する

というのが非常に残念な印象でした。

点を獲って「良し!これから!」と思った数分後に失点すると

観ている側もガックリしますし、プレイヤー側はもっと辛かったでしょう。

それが最終的に体力・精神力を削られる結果になったのかな、と思いましたね。

相手の猛攻時に耐えられずに反則をし、

アドバンテージを利用して攻め切る姿は相手にとって狙い通りだったと思います。

その際、特に際立ったのが相手のウイング11番のカレーラス

上背はないものの、抜群のスピードで3トライを許し

前回大会の日本に居た福岡堅樹の様なスペシャルワンを感じましたね。

日本人プレイヤーの中に、彼の様なジョーカータイプの選手が居れば…

と感じずにはいられなかったです。

恐らくですが、今大会でジョセフヘッドコーチとの契約は終わると思うので

4年後に向けたヘッドコーチだけでなく新陳代謝をする事になるでしょう。

ラグビーフォワードの選手は息の長い選手もいますが

ベテランと若手の融合でより良いチーム作りをしてもらえたらと思いますね。

 

大会の規模としては違うかもしれませんが、

同時期に行われた異なる競技の世界大会だったので

明と暗が分かれる結果になったのは

スポーツという特性において勝敗がハッキリと示されるだけに

残酷な部分が浮き彫りになったな、と思いましたね。

それが良い部分でもあると思いますが、大事なのは今後。

継続して競技が繁栄する為にすべき事は何なのか?

検証と方針をしっかりと行い、更なるファンの獲得に向けて

頑張ってもらいたいですね