昨日の東京の最低気温が25℃を下回った様で
これは8月2日以来の数字だったそうです。
言い換えると、1カ月以上東京では熱帯夜が続いていた、という事でもあります。
また、近日中の予報で最高気温が30℃を下回る可能性があり、
30℃を超える『真夏日』でないのは実に2カ月以上も前の話なんだとか。
これは東京の気温の話ですが、
日本全国で同じか似た様な現象になっていることを考えると
少し前に『四季が二季になる』という表現をしているのを聞きましたが
あながち間違っていないのでは?と感じますね。
夏の時期になってから、我が家では寝る際にクーラーを付けっぱなしにしています。
建物の構造上寝室にクーラーを設置するのが難しいので
(現在寝室として利用している部屋を別の部屋にするしかない感じです)
唯一設置されているリビングのクーラーを寝室の方まで届かせようと
扉を開けておいたり、扇風機を使って循環させたりと
工夫しながら毎日を過ごしています。
妻は夏の当初は付けっぱなしにすると朝の起床時に寒さを感じていた様ですが、
夏が本格化してからはそういった事を言わなくなりました。
寧ろ設定温度をもう少し下げるか?という話をするくらいなので
寒がりの妻が言うくらい寝苦しい日々が続いていました。
しかし、昨日今日は起床時に少し寒さを感じると言っていたので
夜に25℃を切る気温になった、という数字だけでなく
体感でも感じている様です。
余談ではありますが、10年前は北海道では各家庭のクーラー普及率は
20%にも満たなかったそうですが、
2年前には普及率が40%まで上昇したそうです。
10年弱の間に2割の家庭がクーラーを設置したくなるほど
北海道ですら暑くなったという事ですよね。
昔は避暑地を求めて北海道に行く人もいたと思いますが、
最早北海道は避暑地とは言えない地域になってしまったのかもしれません。
TBSの安住アナが「今週木曜日に東京の最高気温が30℃を下回る可能性があるので
それが楽しみです」と言っていましたが、
冗談ではなくそれだけ暑い日が続いていた訳で。
しかも、地球環境を考えれば気温上昇を食い止める有効な方法は
現状としてはないので、毎年修行僧の様な気分にならざるを得ないですよね。
心頭滅却すれば火もまた涼し、とは言いますが
一時なら耐えられてもずっとは耐えられないですよ…