究め道

色々感じた事を書くブログです

100年前のこの日

2023年9月1日のちょうど100年前。

記録に残っている災害の1つとして名前が挙がる関東大震災が起きました。

関東以外の方からするとピンと来ない方も居るかもしれませんが、

関東圏に住んでいる自分からすると子供の頃から関東大震災については

学校や家を含めて様々な場所で聞かされてきました。

2011年の東日本大震災を機に、30年以内に関東大震災クラスの災害が

起こる可能性が高い事を言われていますが、

今現在迄は平穏に過ごせている事がありがたいです。

熊本地震等今でも災害復旧が終了していない地域もあるので

複雑な気持ちになる面はありますが、

日本の地形を考えるといつどこで災害が起きてもおかしくないので

その意識を忘れずに過ごしていきたいと思っています。

 

そういう意味で、関東圏に住んでいる事もあるので

この100年前の教訓を思い出して出来うる対策を事前にとったり

考えたりするだけでも有意義な1日になるんではないでしょうか。

今生きている人の殆どが100年前の震災が如何に凄惨であったかを

実感出来ていないと思いますが、

だからといって前述の通り日本では災害が起こる可能性が他国に比べて高いので

忘れてはならないものでもあります。

「もし災害が起きたら、自分はどうすべきか?」というのを考える日として

時間を使ってみるのも決して無駄ではないと思いますね。

 

災害グッズは自宅に常備していますが、それだけで全てがOKではありません。

食品であれば定期的に買い替えが必要ですし

持っていても使えなければ意味がないので

勿体無いけど1度使ってみる必要もあるでしょう。

自分も迂闊だなと思いましたが、先日ラジオで災害グッズの話になり

インタビュー内で「いざ使おうとした時に使用方法がわからないと

持っていても役に立たないので気を付けてください」と言っていました。

そのラジオでは簡易トイレの話をしていましたが、

それだけでなく全ての防災グッズに言える事だな、と思いましたね。

持っているので一定の安心感は得ていますが

使えなければ単なる重しでしかないですし、

一刻を争う事態に直面した時にはスムーズな使用を求められる可能性も

考えられますよね。

それが出来るか出来ないか、というのは本当にサバイブしなければならない時には

重要な要素の1つだと思いました。

 

人間は様々な教訓を経て生き永らえて来ました。

天寿を全うする上で自分自身の不備がなるべくない様にするには

日々の体調管理や生活を充実させるだけでなく

こういう部分にも関心を持っておく必要があると思います。

全て1人で出来る様に、というのは大袈裟ですが

無関心にならずにいたいところだな、とは思いますね