究め道

色々感じた事を書くブログです

最強クラスの台風

現在、九州を中心に台風による災害が連続で起きていますね。

特に先週末に九州に上陸した台風14号は、過去の記録から見ても

最強クラスの勢力を保って九州に直撃。

東京では大雨程度で済んでいますが、

離島を含む九州地方は建物の倒壊など

その破壊力の凄さを見せつけています。

台風が通り過ぎた後も、その復旧作業等を考えると

台風という自然災害の猛威を感じずにはいられません。

天災なので避けられないのはわかりますが、

命があっただけ良かった、と割り切って

今後の生活を考えた方が良いのかもしれませんね。

 

日本は台風や地震などの自然災害が多く発生する国です。

地理を見ると仕方ないのですが、自然災害と如何に共存するかが

ポイントになるのは間違いありません。

他国での建築基準よりも日本の方が厳しいのは、地震による倒壊を防ぐ為です。

2011年の東日本大震災でのマグニチュードに比べて

他国で起きた規模の弱い地震で建物が倒壊しているのは

建築基準の高さ故だと思います。

地震のタイプが直下型などによっても変わるとは思いますが、

あくまで数値による所感なので、細かい事は自分にもわかりませんけどね)

台風も通り道になるケースは多く、土砂崩れを防ぐ為に

森林の伐採計画などはかなり厳密に行われています。

勿論それでも防ぎ切れないケースは山ほどありますが、

逆に言うなら、基準や計画を守らずに好き勝手に行動したら

もっと酷い有様になっているだろうと思います。

そういう意味では、やはり日本人は真面目で勤勉なのでしょう。

 

自然災害は大変ですが、島国ゆえに隣国からの攻撃に

常に晒されるという事はありません。

ロシアとウクライナの様な関係性がないので、

この点に関してはある程度の優位性はあると思います。

ただ、そうであるが故に日本人が平和ボケしてしまった

という点については割愛しますが。

 

自然災害等があった時にある意味では

自分たちでしか守り合う事が出来ないので

日本人は他国よりも和を重んじる国民性になったのかもしれません。

災害だけでなく、何か有事の際には「みんなで考えよう」というのが

様々な場面で見受けられます。

その際、優秀なリーダーが存在すれば日本は本当に良い国になるんでしょうが、

リーダーが優秀でなかった場合には途端に迷宮入りしてしまうのが悪い点。

責任を取りたがらない国民性がそれに拍車をかけていますね。

悲しいですが、誰も保障してくれないのを覚悟して世の中を泳ぐ必要が、

今後はもっと色々な場面で出て来るでしょう。

 

話を戻しますが、台風等でライフラインを含む様々な部分に不具合が出ても

それを想定して動けるのが上手なので、

日本人の性格にも合っているのだと思いますが

復旧の早さは本当に凄い事だと思います。

勿論、その為に沢山の人が頑張っている訳ですが

それを享受出来る有難みをしっかり認識しなければなりませんね。

サービスを受ける事が当たり前だとは思わず、

自分たちの生活をしっかりと守る為に

各々がやるべき事をしっかりと行う事が大事でしょう。

例え自身が行動が出来なくても、相手が何かをしてくれたら

「ありがとう」と感謝の気持ちを表すこと。

それだけで充分なケースだってあるんですから。

 

台風は、その性質や地理から九州に被害を及ぼす事が多いです。

自分は九州にゆかりがある訳ではないですし

普段の生活・仕事を考えると何かが出来る、というものは殆どないですが

可能な事は協力したいという気持ちですし、

こういう時にこそ一丸となって助け合う事が大切ですよね。

関係ないと思わずに、日々の生活が何かの役に立っていると思って

丁寧に暮らしていきたいと思います