テレビのプレバトによって俳句が近年かなり
フォーカスされている様に感じます。
川柳は季語がない為、自由度が高く
それ故にサラリーマン川柳なるものまで。
自虐的なもので笑いを誘うサラリーマン川柳ですが
個人的には凄く好きなので続けてもらえたらと思うと同時に
本来のものである俳句もまた日本らしい文化だと思います。
決められた語数の中で如何に相手に句を想像させるか。
相手に巧みに想像させる語彙力もまた凄みの１つ。
それだけ、耳から入る情報というのも大切なものの１つだという事でしょう。
コロナ禍になってから車で通勤する様になったので
ラジオがお供になっているのは度々ここでも取り上げていますが
ラジオCMに最近のお気に入りが。
ラジオは当然ながら映像がないので、言葉とイントネーションで
物事を伝えなければならない訳ですが
それが本当に上手い！と思わせるCMがあるんです。
それは、テレビでもお馴染みの『BOSS』のCM。
宇宙人ジョーンズが地球を調査するという名目で
様々な出来事・物事を体験するCMです。
毎日枠は決まっていますが同じCMが流れている訳ではないので、
BOSSのCMは曜日によってなのか、数パターン用意されています。
その中にはクスッと笑える秀逸なオチがあるCMもあり
妻と一緒に通勤する時の楽しみの１つになっています。
自分が会社の資料を用意する際に、相手に説明するには
どうしたら良いんだろうか？と常に悩みます。
文字情報は少なく、しかし相手にしっかりと伝えなければ意味がないので
資料作りはかなり手間な作業です。
ラジオは視覚的な要素がないので、相手に伝える難易度は更に高いもの。
なのにもかかわらず、笑えるという事は
しっかり相手に伝わっている、という事でもあります。
勿論、商品CMなので色々な切り口はあると思いますが
言葉を聞いただけで情景が浮かぶ様なものというのは
流石だな、と感心してしまいますね。
自分の語彙力の無さを痛感すると共に
通勤時の緊張感を適度に和らげてくれるBOSSのCMは
まさに一服の清涼剤。
この様な気持ちにさせてくれるなら
商品だけでなく、企業のイメージも良くなりますよね。
そういうところは、流石大手の企業であり
それをリードしているのは恐らく広告会社だと思うので
仕事とはいえ凄いなぁと思いますね。
元々国語があまり得意ではないので
言葉で何かを伝えるのは恐らく他の人よりも下手だと思います。
だからこそ勉強もしなければなりませんし
こういうCMに気付くと考えさせられます。
『才能』と一言で片付けず、自分も頑張らなければと思いますね。
それと共にですが、世の中には面白い！と思えるものが
まだまだ沢山あると思うので
そういうものを見つけられる感性を磨いていきたいですね
