究め道

色々感じた事を書くブログです

スポーツあれこれ

先週は後半から旅行に行っていた関係もあり、

その間に色々なスポーツのニュースがあって

旅行中も気になっていました。

 

まずは残念な話として、大谷の肘の故障ですね。

通常の投手としての登板でも、速球派の投手がなりやすい肘の靭帯故障。

近年の科学の進歩によって靭帯修復手術のノウハウが積み上がりましたが、

大谷は野手としての出場もある二刀流故なのか

2度目の靭帯損傷となりました。

野球好きとしては避けられない話題ですし、

彼の故障で落胆した気持ちになった人は数知れずでしょう。

移籍話も含めてヒートアップしていますが、

怪我を治して心の底からエンジョイしている姿を見たいものです。

 

高校野球は慶応高校が優勝して幕を閉じました。

リアルタイムでは観ていませんが、まずは慶応高校の優勝おめでとうと

高校野球の関係者にお疲れ様でした、と言いたいです。

色々言いたい事はありますが、無事に終えた事に安堵していますし

慶応高校の優勝は今後の高校野球に一石を投じる事になったと思います。

『教わる』という一方向のベクトルではなく、

選手も監督も『考える』という二方向のベクトルで頂点に立った

というのはとても価値のある事だと思います。

自主性や自由、という言葉はとても耳障りの良い言葉に感じますが

その裏にある責任や完遂する努力があってこそ成り立つものでもあります。

都合の良いところだけを切り取って解釈するのではなく、

本質を理解した上で彼らの本当に素晴らしい姿を

賞賛するべきだと個人的には思います。

 

陸上の世界選手権も昨日で幕を閉じましたが、

日本勢の入賞数が11と好成績を残したのではないかな、と思いますね。

中でも女子やり投げの北口榛花の金メダルと

男子35km競歩の川野将虎の銅メダルは、

前評判もありましたがしっかりと形に残したという点も含めて

素晴らしいの一言だと思います。

他の入賞勢も今迄ではあまり活躍が見込めていなかった種目だったりしたので

スター選手の輩出もそうですが、

協会全体の努力の結果でもあるのかな、と思います。

裏に血の滲む様な努力があると思いますが、

結実すると本当に心から喜べますよね。

欲を言えば東京五輪が通常通り開催されて

彼らの姿がリアルに感じられたらもっと盛り上がったんだろうな

とも思いましたが、過ぎてしまった事を言っても仕方ないので

彼らの今後を期待したいです。

 

近年のバスケ人気の高まりがある中、バスケのW杯が先週から開幕。

3か国での共同開催ですが、そのうちの1つが日本の沖縄。

その為、バスケットの試合がリアルタイムで観られるというのは

ファンだけでなく関心を持つ人が見やすい時間帯

というだけでありがたいですよね。

日本のグループはドイツ・フィンランド・オーストラリア。

強さを表す指針の1つである世界ランクは

日本が36位、ドイツ11位、フィンランド24位、オーストラリアは3位です。

数字だけで言えばどこも格上。

しかし、開催国として、そして近年高まるバスケ人気の追い風を受けて

日本代表がどこまで戦えるのか?を楽しみにしていました。

初戦のドイツには敗戦しましたが、昨日行われたフィンランド戦では

最終の第4クォーターに10点差を跳ね返して大会初勝利。

東京五輪で女子代表を準優勝に導いたホーバスヘッドコーチ(監督)の作戦が

見事にハマった試合となりましたね。

自分は旅行帰りの疲労感で観る事が出来ずに力尽きてしまいましたが

正直、今本当に後悔しています。

(初戦のドイツ戦は旅行先で観てたんですけどね…)

それくらい素晴らしい試合だったと思いますし、

大逆転勝利ともなれば現地の盛り上がりは半端ではなかった事でしょう。

終戦のオーストラリアでどうなるかはわかりませんが

日本の勢いを少しでも観る事が出来たら、と思います。

 

スポーツは筋書きのないドラマという表現をよくしますが、

日々積み重ねた努力の結果が示されるのが試合の場ですし、

携わる人はその1日の為にずっと戦って来たのと同時に

これからも戦い続けていくものです。

観始めたキッカケは些細であっても良いと思いますが、

本当に興味が出て来たらその裏の部分まで追いかけると同時に

試合の結果ではなく人物を応援してもらいたいですね。

彼らのストーリーを知れば尚更応援に気持ちが乗ると思いますし、

切り取って評価するのは関係者がすれば良いだけの話なので

努力した先の彼らの姿を見て心を打たれてもらいたいですね。

 

そして、それを見た上で自分の日々の生活も

より良いものへと頑張る気持ちに変化出来たら

誰もが『勝利者』ですよね