先日、フィギュアスケーターの羽生結弦さんが
結婚した事を発表しましたね。
お相手は伏せられているので不明ですが、
朝起きた時にこのニュースを観て驚きましたし
日本人だけでなく海外にもファンが多い彼の速報に
かなり賑わったのは間違いないでしょう。
また、その他にも同じ日に結婚した芸能人も複数いる様で
突然のおめでたい報告ラッシュに
個人的には戸惑いを隠せなかったです。
何故ラッシュになったかというと、その日が
「一粒万倍日」「天赦日」「大安」という3つが重なる日で
この3つが重なるのは今年はこの日が最後だった、という事だそうです。
基本的に良い日と称されるこの3つが重なるとあって
縁起を大事にする人なら、というのも理解出来ますね。
当日までそれを知らなかった自分からすると
突然の事でビックリしましたが、後で知って納得しました。
簡単に紹介すると、「一粒万倍日」とは二十四節気(立春・夏至など)と
干支の組み合わせによって定められた日本古来の暦に関する吉日の1つ。
『種籾一粒から一本の稲が出来、その稲から万倍もの米が獲れること』
という事で、将来の大輪を咲かせる為の第一歩の日を指します。
その為、何かを始めるのに適した日とも言えるので
吉日として有名な訳ですね。
「天赦日」とは、名前の如く『天が万物の罪を赦す日』というものなので
身体を休めてリフレッシュに充てたり、財布を新調したり、
結婚や開業にも向く日として考えられているそうです。
日本の暦において最上の日という位置付けですね。
尚、この天赦日は1年間に5~6日しかないらしいので
かなり貴重な日である事は間違いありません。
(一粒万倍日は1カ月に5~6日あるそうです)
「大安」は六曜の吉日で、基本的には何をやっても良いとされる日です。
昔の紙のカレンダーにはこの六曜が結構記載されている事が多かったですが
最近ではあまり目にしなくなったので
知らない人も多いのかな?と勝手に思ったりしています。
因みに、六曜の名の通り、約6日に1度大安の日が巡って来ます。
簡単に紹介しただけなので、細かくはわからないかもしれませんが
日本の暦には色々な表現方法があり、
その中で『良い日』と定められている日が重なっている、という訳です。
例えるなら、いろんな占い師に視てもらった結果
「この日が良いよ」という日が同じ日だ、という事でしょう。
昔に比べると、こういった縁起ものって関心が薄い人が増えた様に思います。
自分もその1人です。
子供の頃は六曜には少し関心がありましたが、
大人になって日々の仕事を含めた行動をしていると、
それに追われてしまっているからなのか
「大安だからこの日をスタートの日にしよう」という考えは
薄れてしまった様に思います。
自分に余裕がないからそう思ってしまうのかもしれません。
だからこそ、こういうところにまで気を配って行動している人を見ると
素直に感心します。
そういう人って、やっぱり普段から丁寧に生活をしていて
それによって成功をしているからこそ
大事にしようと思っているんでしょうね。
おめでたい話等を聞くと良い空気をあやかりたいと思うと同時に
こういう事を大事にしなければなぁと思いますね。
付け焼き刃では意味のない事だとも思うので
色々な事にアンテナが立っていなければならないですね