究め道

色々感じた事を書くブログです

金沢旅行 その1

少し前の話ですが、マスクの使用を原則として求めない様にする

政府の方針が決定した事もあって

妻と妻の両親と4人で金沢へ1泊2日の旅行をして来ました。

元々妻と妻のお義母さんは魚を中心とした和食が好きなので

日本海側への旅行に行く事自体は楽しみにしている方です。

(お義母さんの先祖が新潟の出身なのも関係あるかもしれません)

冬の味覚も楽しみの1つでしたし、自分も金沢へ行ってみたい気持ちは

以前からあったので、先日旅行に行ってきた、という訳です。

 

金沢は少し前に北陸新幹線が延伸した事もあって

アクセスがしやすくなったそうです。

自分は今回が初めての金沢だったので知らなかったですが、

アクセスがしやすくなった事で観光客がかなり増えているとか。

金沢駅の近くに新しいホテルがたくさん建っている様に見えたので、

観光客を如何に囲い込むかを考えているんだろうなぁと

街並みを見て感じました。

 

自分の1番の目当ては兼六園でした。

加賀藩が治めていた金沢城に隣接する場所で、日本三名園に名を連ねる日本庭園です。

ー宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園-

と謳った宋の詩人・李格非の『洛陽名園記』からその名前が付いたそう。

自分も少し調べましたが、例えば人工と自然という2つの対比したものが

1つの場所にある事が価値のあるもので、

その"対"になるものが3つもあるのは本当に珍しいんだとか。

合計6個のものが揃っているから兼六園、という名前なんだそうです。

(因みにですが、以前こちらで東京にある六義園の話をした事がありますが、

六義園の名前の由来は6個の和歌が起源だそう。似ている様で違うんですね)

 

ガイドブックで調べてみると、兼六園は勿論ですが

それ以外にも金沢には色々な名所がありました。

茶屋街が複数箇所あり、そこを歩くと昔の日本の趣がある

というのも紹介されていましたし、

芸術にも力を入れている様で、金沢21世紀美術館という美術館も

結構有名なんだとか。

また、食べ物に関して言うと金沢駅から少し南に行ったところに

近江町市場という場所があり、

東京でいう築地、京都で言う錦町市場の様な場所があって

そこで飲食や魚系のクール便を受け付けている、というのもありました。

これらの場所が半径2~3キロ圏内に集まっているので

観光地としてかなり見どころが集まっている地域なんだなぁと

調べて改めて感じました。

 

という訳で、以下は旅行の道中の話に展開したいと思います。

 

初日は朝の新幹線で現地へ出発。

11時前には金沢駅に到着しました。

金沢駅には駅ビルが3つ並んでおり、観光客用の「あんと」という商業施設で

お昼を食べる事に。

早速ですが、そこで焼き魚の定食を食べました。

金沢おでんも有名だったので、おでんも少し。

魚は勿論美味しかったですが、おでんの出汁が昆布と鰹がベースだからか

透き通っていてとても優しい味でした。

 

お昼を食べた後、宿泊するホテルで荷物を預かってもらい

兼六園へ徒歩で向かいました。

道中に金沢21世紀美術館もありましたが、

目玉でもあるプールのモニュメントが工事中だった為

入館は諦めて兼六園へ。

兼六園の雪景色が有名ですが、

3月だった事もあり、雪が残っている事はありませんでした。

替わりに、桜と梅が咲いていたのでそちらを鑑賞。

満開ではなかったですが、そこには人だかりもかなり出来ていたので

見どころの1つでした。

 

その後も兼六園内をゆっくり散策して回りました。

勾配がかなりあるので小休憩も入れながらですが、

兼六園だけで1時間以上はゆっくり見て回ったと思います。

テレビでよく映されるスポットにも行き、

ここで雪景色の風景が撮られているんだろうなぁと想像しながら

歩いて回りました。

 

兼六園を出ると、隣接して金沢城公園があるのですが、

その周りに飲食店やお土産店がズラッと並んでいました。

そこには観光バスも沢山止まっていて、

バスで来たであろう外国人観光客もとても多かったですね。

上でも載せましたが、近くで色々まとまっている地域なので

外国人観光客にもウケが良さそうな場所だというのは

歩いていても改めて感じました。

そこへ新幹線が延伸した、というのが更に後押ししていると思いますね。

 

金沢城公園を横切る様に通過して、ホテルに戻ってひと休憩。

夕飯までは少し時間があったので妻と妻のお義母さんと3人でお散歩をする事に。

ここで少し長くなるので、続きは次回。