究め道

色々感じた事を書くブログです

夜中のパトロール

先週末に隅田川花火大会がありましたが、

こういった祭りのイベントが今年は再開されてきていますよね。

自分が籍を入れて今の家に引っ越したのが秋頃だったんですが、

翌春にコロナ禍に突入したので

祭り系のイベントを今迄ほぼ味わって来ませんでした。

なので、今年は我が家の近所でも結構様々な場所で

自治体が盆踊りを開催していて

それを個人的にはかなり心待ちにしていました。

今日はそんな話をしようと思います。

 

自分が子供の頃にあった祭りは自分の住んでいる地域のものくらいしか

行った事はなく、祭りのイメージは若い頃はその1択でした。

しかし、大人になってから他の地域の祭りを観に行ったりすると

自分が子供の頃とは時代が違うのもありますが

その地域によって出ている出店が違ったり

そこに関わっている人たちもまた違う様に感じました。

なので、妻に当時の自分の祭りの話をすると結構知らないものもあり

それがまた今の祭りとの違いとして楽しめるんじゃないかな

と思って楽しみにしていました。

 

先週・先々週と近所の地域で開催されている祭りを

自転車を使ってかなりハシゴしましたが

驚いたのは「地元の音頭がある」というもの。

時代によって流行りの音楽を取り入れるケースは知っていましたが、

自分が子供の頃の盆踊りに地元の音頭があった様には記憶しておらず、

今年色々なところの祭りを観に行って暫く観察していると

「これだね」と妻が教えてくれたのが地元の音頭でした。

しかも、踊りの先導役の人がしっかり踊れるのはまだしも

一般の地元民の人も結構しっかり踊れていたのにはビックリ。

地域にしっかりと浸透しているんだなぁと思いました。

 

もう1つ個人的に良いアイディアだと思ったのは

祭り会場内だけで使用出来る金券でやり取りをしている自治体が複数あった事です。

出店で遊んだり買ったりする際には

現金ではなく金券チケットを渡してサービスを受けていたんです。

金券チケットを購入出来る場所は1か所に集約されており、

そこで購入したチケットで各箇所を回る様にしているシステムは

安全面を考えるとかなり良いシステムだなと思いましたね。

各店舗で独自に金銭の管理をするのは大変だから

1か所に集約すれば防犯面で効率的でしょうし、

お店に出来た列を捌く際に客側がいちいち財布を出してお金を探して…

という手間を省くという意味でも「チケットを渡すだけにしておく」

という状況を作っているのは運営が上手だな、と思いました。

 

一方で、残念だと感じた部分もありました。

時代の流れというのもあるので仕方ない部分もありますが、

出店の種類が豊富ではなかったのでワクワク出来なかったです。

自治体の規模が小さいとどうしようもないですし、

テキヤと呼ばれる人たちが排除される昨今においては

地元の人たちが自分たちのアイディアで運営しなければならないので

出店が無難なものになりがちだった、という感じですね。

また、祭りが久しぶりだったのもあって活気はありましたが

混雑ぶりも半端ではなく、会場を出る際には疲れてしまう程。

人のエネルギーの凄さを体感すると共に

そこに行くにも体力が必要だなぁと感じました。

 

祭りは夜に行われますが、自分の普段の生活リズムとは合わない事もあり

個人的には「夜中に出歩いて遊んでいる」様な感覚でした。

夜更かしによるダメージは多少なりともありますが

4年ぶりになるこの雰囲気を味わいたいと思っていたので

休みの日をこれからもガッチリ楽しみたいです