究め道

色々感じた事を書くブログです

関心が高くなるか?

先日、木更津のアウトレットに行ってきました。

きっかけは妻のお母さんが木更津のアウトレットに

有料のセレクトショップをオープンさせたのを知ったようで、

そこに行ってみたい、という話から木更津に行く事になりました。

 

そのお店はコンセプトストアという名前で運営されており、

アウトレット商品を買ってもらうだけでなく

世界的な関心事とも言えるSDGsを服飾系でどれだけ貢献出来るのか。

また、廃棄された服飾を圧縮等の技術をする事で新たなエネルギー源にしたり

違う商品にアップサイクルしたりして売り出す

という事を宣伝しながら活動している場所でした。

自分はアウトレットで買い物をするのがあまり得意ではありませんが、

こういう話は好きなので妻とお義母さんが買い物を楽しんでいる間に

そのコンセプトの事についてじっくり展示を見たりして

違った楽しみ方をしました。

因みに、その場所は入場料が必要で

その入場料が活動の一助になっているんだそうです。

300円だったので、あまり大金ではありませんが

自分も少しだけ貢献した気分にもなりました。

尚、妻とお義母さんはそこのお店でかなり色々購入していたので

お店はあまり大きくありませんが、とても満足していましたね。

 

朝の通勤時にワンモーニングというTokyoFMを聴いているんですが、

そこでSDGsに関する商品を紹介する事があって

その商品がコンセプトストアにあったのも

個人的には「おっ」と思わせる感じでした。

日本人は昔から勿体無い精神が備わっていると勝手に思っていますが、

SDGsの活動ってそういう感性が大事だったりしますよね。

アップサイクルなんかも物を大切にしようという考えから出て来たものでしょうし

世界的に声高に言われる前から日本人はやっていたのかも?

と思うと、こういう考えを大事にしたいなと改めて思いました。

 

以前、愛知万博が開催されていた時に足を運んだ事がありますが、

その時から環境対策として木くずから固形燃料を作って薪にするとか

資源の有効活用は当時から考えられていましたが、

自分の家で利用出来るものはその当時ではありませんでした。

コンセプトはとても共感出来ましたが、生活に落とし込めるくらいまで

身近な存在ではなかったのが残念だったのを今でも覚えています。

 

日本人というより人間と総称して良いと思いますが、

崇高な理想を持っていても、身近な存在にならないと

なかなか関心が高まらない様な気がします。

SDGsも世界中で言われていますし、コンセプトは理解出来ますが

身近に出来る事って何だろう?と考えると

小難しく考えてしまいそうですよね。

本当に身近なところで言えば、『ゴミの分別をしっかり行う』なんていうのは

分別がしっかりしていればゴミの焼却時に余計なエネルギーを使用しなくて済むので

まさに資源の有効活用という取り組みなんです。

これを「どうせ誰も見てないからわかんないだろ」なんて思いで

分別なく捨てるのが問題な訳で。

最終的には1人1人の意識改革が成されるかどうか、なんですよね。

他人に強要するのは良くないのは重々承知していますが

せめて自分の襟を正す事くらいはしておこう

と、思わせる場所でした。

 

こういう考えや思いを1人でも多くの人が共有出来ると良いですね