究め道

色々感じた事を書くブログです

時の流れを感じる

自分と妻の両親は、4人とも70代です。

そのうち義理の父以外の3人は癌の経験があり、

義理の父もまた、自分が結婚する前の話ではありますが

急な体調不良で救急車に運ばれた事もあったそうですし、

妻の実父は既に他界しているので

年齢を重ねてなおずっと健康で居続ける事の難しさを感じます。

とはいえですが、今の70代の人は結構エネルギッシュな人が多い印象で

自分が子供の頃の70代の人って家の軒に座って1日の流れを

ゆっくり感じながら過ごしているイメージでしたが、

今の70代の人たちはやりたい事をこの年齢でも諦めずに

楽しみにながら取り組んでいるイメージですね。

勿論全ての人たちがそうだとは思いませんが、

健康寿命が延びたのか元気なお年寄りが多い様な気がします。

 

先週末は、お義母さんが習っている音楽系のサークルの発表会があって

それを観に行きました。

地域のサークルなので、顔馴染みの人が多いのか

似た様な年齢の方々が一生懸命披露しながらも

終わった後の表情はとても楽しそうで

充実しているんだろうなぁと思わせる雰囲気でした。

 

一方、自分の実家にも顔を出しに行きました。

元気にしているか様子を見るのが主目的ですが、

それで行くというのは気恥ずかしいので

手土産を持っていくというテイで行ってきました。

自分の母は現在何かを習ったりしている事はありませんが、

元気に過ごしているのは間違いなさそうで

自分の好きな犬の話をしたりして過ごしました。

 

ここまでの感じだと元気な話ばかりではありますが、

それでも年齢によるエピソードもある訳で。

お義母さんは近所に住んでいるのでちょくちょく顔を合わせますが、

体力面を考慮して、出掛ける時にはその先にお茶が出来る場所を

事前に調べるのは結構重要なポイントの1つです。

(本人が休みたいと申し出た時にすぐに連れていけるようにする為です)

自分の母も、先週末に実家に行った際に外食をしたのですが、

お店に行くまでに歩いていると「アンタ、背が伸びた?」と唐突に聞かれ

そんな訳ないと答えると「自分の背が縮んだんだね」と笑って話したり。

実際背が縮んだのもあるんでしょうが、

昔と比べると背筋が伸びている感じがなくなった様にも感じました。

 

親にとって子供は幾つになっても子供だ、という言葉を聞いた事がありますが

自分にとっても、何時までも親は親。

ずっと怒られたりしているようなイメージがありますが、

自分の身体が大きくなっていくとと共に、親の方も年齢通りの変化がある訳で。

冒頭に大病の話をしましたが、それでも元気に過ごしているのを

ホッとしながら見守りつつ、何時までも元気に過ごして居続けられない

んだろうなぁというのも感じます。

昔、親孝行出来る時間は意外と少ない、なんていうのを聞いた事がありますが

感謝を伝えられる間に出来る事はしておきたいな

と改めて思った週末でした