究め道

色々感じた事を書くブログです

動物との距離感

ムツゴロウさんの愛称で親しまれた畑正憲さんが亡くなった

というニュースを昨日観ました。

ムツゴロウさんは、若い方には親しみがないかもしれませんが、

40代の自分はドンピシャで、動物愛好家として

一時期は毎日の様にテレビで拝見させてもらっていました。

その方が亡くなった、というのは年齢から考えると

そんなに不思議な事ではないんでしょうが

驚いてしまったのは正直なところです。

 

ムツゴロウさんは動物と心を通わせるのがとにかく好きな方でした。

犬や猫の様な愛玩動物だけでなく、

ライオン等の猛獣やヘビ等の爬虫類も含め

動物であればとにかく積極的にコミュニケーションを取ろうとしていました。

そうであるが故に大怪我をする事もありましたが、

それでも自身の考えは全く変わる事はなく

最期まで動物と共にいた方でしたね。

 

勿論テレビの演出の部分はありますが、

動物との距離感がとてつもなく近いので

当時子供だった自分からすると

「こうやって接すれば色々な動物と仲良くなれるんだろうか?」

と思う事もしばしばありました。

当然ながら親はそう思ってはいませんでしたが

それでも当時の自分には動物の接し方として

大いに参考にしていた部分はあると思います。

9歳になる直前に初めて我が家で犬を飼い始めましたが、

全く同じとは言わずともどうやって仲良くなろうか

と考えた時にはよく思い出したものです。

 

現在、自分は距離感を間違えなければですが、

動物に対してそんなに大きな拒否反応を示す事はありません。

動物園のふれあいコーナーとかで触ったりするのは好きですし、

こういうメンタルになれたのは

子供の頃からペットとして犬を飼っていた事と

テレビで観たムツゴロウさんの嬉しそうな姿を見ていた

からじゃないかな、と思ったりしています。

ムツゴロウさん自身は色々思うところもあったかもしれませんが

自分の心の成長の一助になっていただいたのは

今迄を思い返すと感じます。

亡くなってしまったのは残念ではありますが

安らかになさってもらえたらとも思いますし、

様々な種類の動物と共生する事の大切さを学んだ事に

本当に感謝したいと思います