究め道

色々感じた事を書くブログです

凄いことなんだけど

先日テレビを観ていて、新宿のところにインフォメーションセンターがあり

そこに様々なお客さんが来る、という話をしていました。

そこを訪ねるのは殆どが外国人で、

道を尋ねるというシンプルなものなのか?と思っていましたが

どうやらそんな業務ではなかったんです。

 

道案内の様なものが多いのは恐らく間違っていないんだと思うんですが、

中にはトリッキーな要望をしてくる人が居る様で、

「○○というお土産はどこで売ってる?」とか

日本での取り扱いが非常に少ない食品の販売場所を聞いて来たり、

中には「東京の心霊ツアーに行きたい」というメチャクチャな話も。

スマートフォンによって色々個人で調べられる様になり

結果的にこういう類の仕事はなくなっていっていると思っていましたが

寧ろ簡単には調べられないものを尋ねて来る様になったのか

と思うと、業務の複雑さが伺えますし

それがどの国の人が聞いて来るのか、と思うと多言語での対応も必要。

恐らくそこで働いている人たちは都の職員だと思いますが、

苦労が伺える話でした。

 

日本人の丁寧さがわかる話だと思いますが、

これによって日本を好きになってまた来日して欲しい

というのが本当の狙いでしょう。

しかし、その為に自治体(もしかすると民間企業)が身体を張っている

ってどうなの?というのが正直な感想です。

国が推進しているなら、本当にそこにしっかり予算を充てているのか?

というのは疑問に感じましたし、

外国人の為に税金が投入されている、という解釈も出来るので

モヤモヤした気持ちにはなりましたね。

番組内で「外国人(旅行者)にはもっと税金をかけても良いのでは?」

という意見もありましたが、

日本人が生活に日々苦しんでいるという現状を考えると

『都合の良い国・日本』にはなって欲しくないとは思いますね。

 

自分が昔から脳内で妄想していた案は

全ての物価を上昇させ、日本人(納税者)に上昇分を還付させる

というのはどうか?とか思ってます。

例えばですが、全てのお店でマイナンバーカードの様なものを

スキャン出来る機能を付け、購入時に誰が何を買ったかをデータ化。

その総計を、年末調整の時などに還付させる、というイメージです。

現在の買い物って全てがビックデータとして活用されるのが当たり前なので

何を買ったかを隠すのは無理だろうと思っています。

だったら、逆にしっかり管理してもらえば、という発想ですね。

勿論、他人にそのデータが閲覧出来ない様にするのはマストですが。

そして、マイナンバーカードのイメージの悪さは

最近のニュースでよく見ますが、それって運用方法もわからない上に

不手際が増えてるからですよね。

なら、運用方法を明確にして国民に所持してもらう

という最もわかりやすい方法が『税金の還付』だと個人的には思うので

これなら良いのでは?と。

勿論、これも強制はしなくても良いと思いますし、

管理がしっかり出来る事が前提にはなります。

また、マイナンバーカードのイメージが悪いのは承知しているので

違う形で配布する、という事でも良いと思います。

 

外国人にとって日本は今は割安な国であり、

上記の場所をタダで利用出来るというのはメリットしかありません。

日本人のおもてなしの心としては理解出来ますが、

諸外国であればこういうものには対価があるのは当たり前。

しかし、このサービス自体に対価を付けるのは

個人的にはサービスを利用しない方向に話が進みそうな気がするので

サービスはサービスとして活用を続けつつ、

外貨を正当に獲得する上で必要な方法として

世界的な物価高騰を理由に物価上昇をしているなら

違う形で日本人が恩恵を受ける形を取れば良いのでは?と思った訳です。

外国人から税金を取れば、という単純な案もありましたが

それでは「自分たちが損をしている」と受け取りかねないですし

それよりも「日本人が得をする」というイメージの方が

ウケは良いんじゃないかな、と思いました。

 

話は戻りますが、多岐に渡る要望を的確に捌く能力の高さは

単純に物凄いことだと思います。

これがタダで受けられるのが良さでもあるんですが、

同時に悪い事を考える輩も出て来そうな気もするので

単純に「いい話」として受け取るのではなく

長い目で見て「流石日本だね!」と日本人にも外国人にも言って貰える様な

形にしてもらいたいな、と思いました