究め道

色々感じた事を書くブログです

45年も続く

ラジオやテレビで少し目にしましたが、

サザンオールスターズが45周年を迎えるそうですね。

どの業界でもトップランナーという人材はいますが、

サザンはデビューしてからずっと先頭を走っている様に感じます。

活動休止期間などがあったりするものの

熱狂的なファンを中心に熱が冷める事はないまま

ここまで来ている様に思うので本当に驚異的な事だと思います。

以前、ゆずの2人が松任谷由実の事を

「ずっとトップランナーなのはバケモノとしか言えない」と言っていましたが

サザンオールスターズもそれに値するグループでしょう。

 

個人的な話をすると、昔サザンは正直好きではなかったです。

中にはふざけた様な楽曲があり、それを堂々と歌うのってどうなの?

と思いましたし、それに熱狂するファンも理解しがたかったので。

頭が固いタイプの自分からすると、これはダメだろ…という気持ちでした。

良い曲も書くのに、どうしてこんな事をするのか、と。

しかし、当時の自身の心境までは覚えていませんが

2000年のTSUNAMIと2001年の白い恋人達を立て続けに聴いて

ちょっとでも嫌だからと拒否するのではなく、良い曲があるのだから

他のも食わず嫌いにならずに聴いてみよう

と心境の変化があってからスッと耳に出来る様になりました。

コアなファンではありませんが、色々な人がサザンの曲を知っていて

至る所で耳にしてからは自分も好きになりましたね。

 

同じ仕事を45年続ける事ですらハードな事なのにもかかわらず

業界を牽引し続けるのが本当に凄いですよね。

しかも、時代によって求められるものが変化するものですが、

それすらも前向きに捉えて歩んでいくのは

変化を恐れずに進んでいく様でとても勇気のいる事でもあります。

100年企業と言われる会社がずっと同じ事をし続けている

というのは現状としてあまりないこと。

マイナーチェンジをしたり、業態を少し変えてみたりしながら

企業として生き抜かなければ廃れてしまうものです。

人間だって同じで、ずっと同じ場所に居続けていたら

時代には置いて行かれてしまう訳で、

だからこそ、トップで居続けるというのは流れを掴みながら変化を続ける

という事でもあるんです。

少なくとも自分には出来ないので

凡人には正直羨望の眼差しを向ける事しか出来ないですね。

 

45年も経てばメンバーの年齢も高齢化するのは必然。

これから先も同じ様なエネルギーで活動するのは難しいでしょう。

だからこそ、この一瞬を大事にしたいというファンの気持ちはわかりますし

当事者もそれは理解していると思うので

ファンを大事にするサザンだからこそ力を振り絞っているのかな

と勝手に想像しています。

 

これからも、自分たちの健康を考えながら

少しでも多くの日本人に夢を見させて貰える時間を作ってもらえたら

いちファンとしてはこれ以上ない喜びだと思います