究め道

色々感じた事を書くブログです

サバイブする能力

コロンビアで小型飛行機が墜落し、搭乗していた人たちのうち

大人数名は亡くなっていたものの4人の子供たちは40日後に生存が確認され

無事保護された、というニュースを観ました。

墜落したのがジャングルの中だということに加えて

一番上の子が13歳で、一番下の子は1歳という年齢だったので

正直驚きましたし、1カ月以上生き延びたというのは

彼らの生存能力の高さを感じずにはいられませんでした。

 

その後のニュースで知ったのですが、生き延びた子たちは

地域の先住民の子だった様で、ジャングルの中で何をする事が正しい行動なのか

というのを知っていた、というのは大きかったでしょう。

危険な生物が多数いることは勿論、生き抜く上で口にして良いものが

何なのかを知っているというのは圧倒的なアドバンテージですよね。

日本では近年キャンプがブームになっていますが、

自分たちで用意した道具・食材で生活するというものとは全く違いますし

それすらも知らない自分からすると、同じ状況に自分が置かれたら

間違いなく40日どころか3日持たなかったと思いますね。

また、この情報が正しいかどうかはわかりませんが

幼少期から生き抜く上でのアドバイスをずっと受けるのは当たり前で

一番上の13歳の子だけでなく他の子も的確に動けていたのではないか

という推測もありました。

 

話は少し変わりますが、数日前にネットの記事を読んだのですが

中居正広さんが車での移動の際に

事故らしき車を発見し、的確に対処をしていたという記事を読みました。

勿論事故にあった方も含め無事であったのは何よりですが

電話で救急を伝える際に現在の事故を含めた状況等を冷静かつ的確に伝えた様で

その場に居合わせたら同じ様には振る舞えないのでは?と思いました。

地震や人命救助の訓練は昔した事があるものの

事前の気構えがない中で突然その状況が降り掛かって来たら

気が動転して冷静に対処する事は難しいだろうな、と思いましたね。

 

予備知識がある事の重要性も勿論ですが、

咄嗟の場面で動ける心と判断力が必要なのは言うまでもありません。

日本で暮らしているとコロンビアの様な話はほぼあり得ないでしょうが、

中居さんの様なケースなら万が一くらいの確率ではあるでしょう。

また、地震を含め日本は災害が起きやすい国である事は事実なので

そういう際に求められるのが平たく言うならサバイブする能力ですよね。

一生を終える中でそういう出来事に遭遇しなければそれに越した事はありませんが、

人間が生存する上で忘れてはいけない能力かな、と思いました