究め道

色々感じた事を書くブログです

ウイルスに対する知識と変化

今現在ですが、新型コロナウイルスのオミクロン株が

世間を賑わせているのは間違いないでしょう。

新型コロナウイルスが世界的な流行を生んで2年になりますが

変異株という「コピーの失敗による新種」が次々に生まれる事で

世界的な終息に向かうのに時間がかかっている現状は

誰しもが悩んでいるところだと思います。

 

オミクロン株の事もそうですが、変異株がどんどん増える事は

ウイルスによる脅威が終息に向かう、という話があるそうで。

自分もあまりよくわかっている訳ではないのですが、

耐性が付く事や変異する事で毒性が弱まる、というのが

ウイルスの一般的な考え方の様なので

学説を楽観的に捉えるなら終わりが見えて来た、という事になるんでしょう。

日本でも感染者数に対する重症者の割合が以前に比べると少ない事を考えると

毒性が弱まっているのか?という仮説は素人でも立てられますし、

オミクロン株の流行がいち早く広まった沖縄では

新規感染者数が減少し始めるなど、脅威が少しずつ去り始めている

と考えても良いのかな、と思ったりはします。

 

ただ、逆に無症状の患者が増えている現状からすると

知らない間にウイルスがばら撒かれている可能性は十分考えられますし

うがい・手洗い・マスク着用という凡事徹底を

忘れてはいけないとも思います。

自分が何ともなくても誰かに移す事も考慮して行動する必要はありますし

そこの意識は弱めてはいけないとは思いますね。

 

刻一刻と状況は変化する訳ですが、

テレビと新聞が主な情報源だった昔に比べると

一般国民も情報を発信出来る時代なので

情報の取捨選択を間違えない様にしなければならないと思います。

また、昔の情報が現在の情報と異なる事も充分有り得る訳で、

現在の状況をキチンと把握した上で最善の対処を取らなければならないと

個人的には考えていますが、

世間的にはその様に考えていない方がかなりいると感じています。

 

この前テレビで現在の状況(感染者数だけでなくウイルスの特徴など)を

しっかりと把握した上で手を打つべきではないのか?

という発言をしている人を見て、本当にそうだなと個人的には思っています。

勿論、新型コロナウイルス自体が前例のないものなので

右往左往してしまう事もあると思いますし、それは仕方のない事かと。

ただ、2年が経過して世界的に見てもどの様に対処をすると良いのかを含め

様々な検証と結果が出ている現在において

2年前と同様のアラートを出し続けるのはどうなのか?

という疑問には同意しますし、それに的確に対処出来ない様な

法整備・仕組みは変えていかないと

我々国民は何を信じたら良いのか?と混乱が増すばかりだと思います。

 

例えばですが、飲食店が狙い撃ちされている現状は

自分がその業界で働いていたら到底承服しかねるものだと思います。

飲食店で会話する事でウイルスが広まらない様に、というのはわかりますが

換気対策をしているお店も増えていますし、

ウイルス対策の空気清浄器の設置を進めるお店も増えました。

空気清浄器を提供するメーカーも、基本的にはしっかりとした

エビデンスを持って機械の提供をしていると思いますが

感染者数が増えたら一律で「早く店を閉めろ。お酒は出すな」の一点張り。

金銭の保障についても以前から問題視されていますが

それが是正される様子は見られず。

正直、その部分に関しては思考停止に陥っているのでは?

と疑いたくなってしまいます。

勿論自治体も踏ん張っているとは思いますが、

現状に対処しつつ一手先を見据えて行動をしなければ

同じところをグルグル回っている様にしかならない訳で。

今の日本の構造的な問題を象徴している様に感じます。

 

昔の日本はそれが良い形で見られていたのかもしれませんが、

世の中の変化によって現在は悪い形で表れているのかな、と思います。

新型コロナウイルスはそういう意味では

そういう現状を炙り出したものだと思うので

これをキッカケに構造の変化・改革を本気で考えたり取り組まなければ

もっと日本自体が残念な国になってしまうでしょう。

今現在でも日本が裕福な国でなくなってしまった様に思うので

この部分については政治家だけでなく

いち国民である我々もしっかりと考えていかなければならない事でしょう。

自分に子供はいませんが、将来の世代にツケを背負わせず

「日本に生まれて良かったよね」と思ってもらえる様に

色々考えていかなければいけませんね