究め道

色々感じた事を書くブログです

自分の解釈を書きます

新型コロナウイルスによる重症化の患者が増加の一途を辿る昨今。

陽性になっても自宅待機が基本線になりつつある今、

どの様に予防するのか、また症状を悪化させない為には

どうすべきなのか、について個人的な見解を載せたいと思います。

勿論、自分はその道のプロではないので

保障出来るものではない、という前提です。

 

新型コロナウイルスが非常に毒性の高いウイルスではない

という巷の話は恐らく間違いではないと思います。

これは、どの様な経路で罹患するかを考えた場合に、という話ですが

毒性が強いものだと触れただけでも、とかそういった可能性があるので

新型コロナウイルスがそういった類のものではないとすると、

一般的に言われる罹患方法として人間の粘膜にウイルスが付着する形が

今回の1番オーソドックスな感染なのかな、と思っています。

外気に触れやすい粘膜の箇所は、主に目と鼻。

この場所をしっかりと抑える必要があるのですが、

一方で人間は無意識に手で顔を触れる機会が多いそうです。

少ない人でも1時間に数回は顔を触るというデータがあるそうなので

ここから推測すると、色々な物に触れる『手』を介して

目や鼻を触る事で感染するケースが有り得る、という話。

人間の行動的に手が顔を触れてしまうのは避けられない事を考えると、

妥当な結論としては「手の消毒」というところに落ち着くのだと思います。

あらゆる場所に設置される様になったアルコール消毒ですが、

あれには一定の意味と効果がある、と言って良いと思います。

(但し、アルコール消毒は薄めると意味がないので

設置されている消毒薬がしっかりとしたものである、というのが前提です)

 

手の消毒を常にし続けるのも難しい訳で、

その時に自らを守ってくれるのが「常にマスクをする」という状態。

マスクをすれば少なくとも手が鼻を直接触れる事はない訳で、

リスクが軽減されるのは間違いないでしょう。

24時間マスク生活は難しいですが、可能な限りのマスク着用は

リスクの軽減と相関性があると思います。

マスクの種類については医療用のN95等が理想ですが、

市場で手に入る事が難しい事を考えると

市販で売られている不織布マスクがベターな解決策だと思います。

布マスクやウレタンマスクは不織布マスクに比べて息苦しさがありませんが

空中に漂うウイルスに対しては防御力はない、という見解があるので

先述した「手が鼻に直接触れない」という面では効果がありますが

例えば近くで咳をしている人がいた場合には対抗出来ない、と思った方が良いですね。

アメリカのCDCでは不織布マスクをキチンと装着する事が1番の防御策だと

見解を示していますが、キチンと装着するというのは

マスクと顔の間に隙間を作らない、ということ。

2枚重ねでマスクをすると良い、という話がありますが、

2枚にする事でより隙間がなくなる、という意味なので

その点については自身でのケアがしっかりしていれば問題ないと思います。

 

新型コロナウイルスに罹患した際に重症化するパターンとして

サイトカインストームという免疫細胞の過剰反応があるそうです。

免疫が的確に働くのは問題ないのですが、過剰反応を示すと

ウイルス以外のあらゆる細胞に攻撃を仕掛ける様になってしまい、

結果として肺や血管にダメージを受けてしまうそうです。

免疫が的確に働く状態にしておけば、恐らく「無症状」で済む可能性があるので

自身を守る意味でもその身体にしておく事も重要かもしれません。

一般的に肥満・高血圧等の人は免疫が的確に働きにくいそうなので

体調管理がまずは重要だという事と、

腸内細菌の状態が良いと免疫の働きやバランスが良くなるそうなので

腸の状態を良くする為に栄養バランスも考慮した方が良いでしょう。

ヨーグルト・納豆・チーズ等の発酵食品や野菜・海藻などの食物繊維が

効果アリというのは間違いないので

食事の際には選択肢の1つとして考えておくと良いかもしれません。

(とはいえ、好きなものを食べられない事がストレスになってはいけないので

そればっかり、という事ではなくバランスがあくまで大事だという事です)

 

また、症状が悪化している人に見られる状態としてビタミンD不足があるそうで。

ビタミンDを摂ると改善するか、というところまではデータがないそうですが

関係性は否定出来ない、と言われているそうです。

食事で賄う事も出来ますが、ビタミンDは日光浴をする事で補充する事も出来るので

可能な限り少しでも日の光を浴びる様にした方が良いかもしれません。

食事で摂るとすると魚系のものが良いそうなので

それも選択肢の1つになりえる情報ですね。

 

簡単に紹介しましたが、個人的な総括としては

日本人の綺麗好きなところ(手洗い等)、

マスクを習慣的に嫌がらない人が多いこと(花粉症等で習慣があった)、

魚・海藻系を食べる人が諸外国と比べると多いことが

結果として他国と比べると新型コロナウイルスの蔓延が鈍い要因なのかな

と思いました。

しかし、だからといってこれからも安心出来るという訳ではないので

1番大事な事は『油断しない心持ちであること』なのかな、と思います。

 

凡事徹底と油断大敵という言葉がありますが、

日本人の文化や行動パターンを考えると

今の世の中ではこれが1番当てはまる言葉かもしれませんね