究め道

色々感じた事を書くブログです

もう3回忌

コロナ禍になって3年が経ちますが、

今朝のニュースで志村けんさんが亡くなって3年が経った

というのを目にしました。

コロナ禍の初期で、旅客船以外にも感染者が出始めた頃。

当時はどう処置をすれば良いのかもわからず、

一般人も罹患しない為には何が正解なのかも不明な状況でした。

そんな中、日本国民として本当にセンセーショナルでショッキングなニュースとして

志村けんさんの訃報を聞く事に。

勿論知らない人はいないくらいに有名な人ですし、

彼の喜劇によって笑ったりした人は数知れず、でしょう。

自分もその一人です。

そんな人が亡くなった事で、日本人の新型コロナウイルスに対する

緊張感は一気に増したのではないか、と個人的には考えています。

 

志村けんさんがドキュメンタリー番組で自身の考えを話している姿を見ると

真摯に笑いに向き合っている事は凄く感じられましたし、

笑ったり笑顔になる事の重要性・必要性を

本能的に理解している感じがしました。

若い頃はドリフターズの一員として奮闘していましたが、

凄いムーブメントになっていたのは間違いありませんよね。

親は悪い影響を受けるから、と観せたくない番組の常連だった様ですが

それでも子供を中心に観たくなってしまう内容でしたし

実際当時の視聴率が、今回のWBCクラスの数字を毎週叩き出していた事を考えれば

それが如何に影響力を持っていたか、という事を感じざるを得ないでしょう。

所謂笑いの"オチ"役だった志村けんさんのポジションは

特に際立っていたと思います。

 

以後、様々な番組で志村けんさんが笑いを届け続けていたのも

その人気の高さと笑いに対する追求ゆえだと思いますね。

日本の喜劇王と呼ばれたりする事もあった様ですが、

本当にその名に恥じない人だったと思います。

だからこそ訃報を聞いた時には自分もそうですが

国民の殆どが「嘘だろ!?」と言いたくなったでしょうし

それだけ新型コロナウイルスが脅威である事を示したと思いますね。

 

志村けんさんはお茶の間に笑いを届けたいという思いで

ずっと活動を続けていましたが、

最後に『こうなるんじゃねぇぞ』と言い残して去っていった様に

自分としては受け取っています。

人々を笑顔にしてきた人が最後の教訓を残した事を

忘れない様にしたいところです。

新型コロナウイルスは、現在では予防策・対策が共に構築されたので

だいぶ脅威ではなくなりましたが

それでも、こういう日をキッカケに自身の気持ちを

律してコントロール出来る様にしないといけませんね