究め道

色々感じた事を書くブログです

1年で最も日中が短い日

今日は冬至ですね。

海外でこの考えがあるかどうかは知りませんが、

冬至は1年で最も太陽が出ている時間が短い日を指します。

文面にするとそういう話ですが、

感覚的且つ端的に言うと寒い日ですよ、ということ。

昔の日本人は、こういう節目になった際に何か行動を起こす事が多く

"冬至にかぼちゃを食べて、ゆず湯に入って過ごしましょう"

と現代で伝えられています。

 

かぼちゃは保存が容易い上、栄養分が多いので寒い冬を乗り越えるのに

適していること、そしてかぼちゃは別名で南瓜と呼ばれますが、

冬至「ん」の付く食べ物を食べると今後良い事が起きる

という意味もある様で。

ゆず湯は銭湯などの御風呂屋さんが始めた洒落が発祥と言われるものらしいですが、

皮に風邪予防や保湿成分もあるので温まるのに適しているものであり、

ゆずが出来上がるのにかなりの年月がかかる事から

「長年の苦労が実りますように」という願掛けの意味もあるそう。

かぼちゃは原産地が日本ではないので、比較的近年になって出来た

言い伝えという説もありますが

そういうものが現代に繋がっている、というのも面白い話かな、と。

因みに、自分はゆず湯は知っていましたがかぼちゃは知りませんでした。

まだまだ無知を思い知らされますね。

 

日本では冬至が昔から言われていますが、

12月21日か22日が冬至なので、

この日が来るということは年越しも間もなく、という事でもあります。

クリスマスはイベントとして一般化しましたが、

社会人ともなると、年末に仕事上最後の挨拶や社内の整理整頓があったり、

年越しの大掃除が各家庭で行われたり。

大掃除はゴミの回収日(今年は〇〇日迄みたいな)を間違えると悲惨な目に合うので

そういったところにも気を付ける必要が。

12月を師走と言いますが、本当に年末になると慌ただしくなりますよね。

自分は妻と2人だけですが、ここに子供が加わると

もっと大変なんだろうなぁと思います。

なるようにしかならないとも思いますが、

清々しい気持ちで新年を迎えたいと思うと色々やる事がありますよね。

 

先人の知恵としてかぼちゃやゆず湯は適していると思いますし、

年越しそばの様に願掛けの意味もありますが

言い伝えも大事にしたいもの。

ただ、そこに縛られず現代の良さも加えながら

良い新年を迎えられる様に、ラストスパートする気持ちでいたいと思います。

ただ、これがプレッシャーになるのではなく、

楽しい気持ちで出来るともっと良いんでしょうけどね