究め道

色々感じた事を書くブログです

祭りの話

自分が今の家に引っ越して間もなくコロナ禍になった事もあり、

地元で毎年行われていたと妻が言っていた町内会のお祭りは

まだ1度も体験した事がありません。

コロナ禍も3年目となり、経済とのバランスを模索する日本ですが

政府が徐々に経済の活性化を狙って緩和策を打ち出しています。

それに伴って、徐々にお祭り等のイベントも少しずつ行われる様に

なってきましたが、それでもまだまだほんの一部。

近所にまだその恩恵は与れていない、という話です。

 

大型イベントはセキュリティや感染対策等もしっかりした上で

開催出来るだけの予算があるのですが

(もしかしたらそうではないかもしれませんが)

地域の自治体が主催するイベントでは、お金もかけられないですし

地域の色が濃いだけに批判の目をかわすのが後々の事を考えると難しいのか

開催には至らないところがまだまだある訳です。

東京の人間と地方の人間で感染対策に関する認識のズレがあるのと

ある意味似た様な話とも言えます。

妻の親戚は新潟にいるのですが、遠い親戚の叔父が脳梗塞で倒れて1年以上経つものの

面会出来たのは同じ地域の友人のみで、東京の人間のお見舞いは未だにNGです。

勿論、病院の言い分も理解出来ますし自分たちがそれを不満に思う

という訳ではないのですが、

日本の各地で同じ現象が起きていると考えると

個々人や地域によって意識の違いは感じています。

これが統一される事はかなり先の話になるのかなぁと思いますね。

 

自分も妻も祭りの賑やかな雰囲気が好きなので

地域のお祭りが行われないのは残念です。

早く安心して開催出来る時が来れば良いなぁと思いますが

とは言っても、色々な人がいるので強引に開催するのは

決して良い判断とは言えないでしょう。

今は我慢の時、と思って2年以上経っている、という感じです。

 

今朝のラジオで似た様な話をしていましたが、

楽しく過ごしたい気持ちがあるのはみんな同じではないかな、と思います。

しかし、節度のない騒ぎ方をされて町が汚されたり

感染が広がってしまうのは避けたい、というのもみんなが考えている事かと。

どこで折り合いをつけるのが正しいのかはわかりませんが

ニューノーマル」という言葉を引用するのであれば

新しいルールを作って、それを守る様にしていこう

とするのが分かりやすい様な気がします。

今迄の方法を汲みながら、とすると何処かで無理が生じると思うので

新しい楽しみ方を考えて実践する方が、もしかしたら揉めたりしないかもしれません。

勿論、従来の方法を否定する訳ではありませんが。

 

花火大会などが開催される地域もあったり、

徐々に以前の活気を取り戻そうと頑張る人たちがいるのは事実。

そして、それを待っている人たちがいる事も。

ヘンに揚げ足を取るのではなく、「どうしたら開催出来るのか?」を

前向きに考えていきたいですね。

 

これは、お祭りだけの話ではなく

全ての事に言える事かもしれませんね