究め道

色々感じた事を書くブログです

はじめての四国 その2

前回の続きです。

 

3日目、ホテルで朝食を摂った後、松山城へ。

松山城天守閣は少しだけ高くなっている丘の上にあるので、

途中まではロープウェイで移動し、そこからは徒歩で向かいました。

松山城天守閣からは市街がしっかりと見渡せる感じで

昔姫路城に行った事がありますが、城下町を見渡せるというのは

守りの意味でも優れていますが、現代から見ても壮観な景色なので

当時を感じるには非常に興味深い場所だと思います。

ロープウェイから更に少し歩いた場所から。来客もかなり多かったです

松山城を見学後、地域のお店でポンジュースが蛇口から出るのを体験。

コロナ禍でなければもっと色々な場所にあったそうですが、

東京に住む人間からすると蛇口からポンジュースが出るなんて

都市伝説の様なものを体験出来たのはとても面白かったですね。

そこで少しお土産を購入し、お昼を食べて高知へ出発します。

 

高知に行く道中で道の駅の案内板を発見。

フラッと寄ってみると、そこは『霧の森大福』という幻のスイーツが

売っている場所だったらしく、現地でいただきました。

霧の森・霧の高原という場所で売られている霧の森大福は

現地以外で百貨店で偶に出店するそうですが、あまりの人気ぶりに

あっという間に売り切れてしまう事から幻のスイーツと呼ばれるそうです。

そこに着くまで全く知らなかったので、思わぬ発見となりました。

 

寄り道を終えて、高知に到着。

到着時間が夕方だった事もあり、ホテルのチェックインだけ済ませて

そのまま桂浜に。

坂本龍馬で有名になった場所に行って、少しだけ気分を味わって来ました。

現在、小さな売店があるのですが、拡張工事中なので

もう少し経つと観光スポットとしてもっと栄える場所になるかもしれません。

桂浜にはとても大きな龍馬像がありました

桂浜を出た後、夕飯を食べにひろめ市場へ。

親戚に聞いたところ、ひろめ市場は有名で活気のある場所だと聞いていたので

足を運びましたが、活気は想像以上でした。

イメージで言うと、お酒が飲めてお店がところ狭しと並ぶフードコートの様な感じ。

夕飯を食べたかったのですが、席が空く様子は見られなかったので

市場の外にある近くのお店に移動してカツオのたたきや

うなぎの稚魚の「のれそれ」などをいただきました。

珍味でお酒が進むおつまみの様な味でした。

お酒が苦手な自分は、替わりにウーロン茶をがぶ飲みしましたね。

 

ひろめ市場は高知駅から歩いて行ける距離にあるのですが、

ひろめ市場を含めたアーケード街が駅の近くにあり、

そこでは土曜日にちょっとしたお祭りが開催されていました。

高松・宇和島・松山にもアーケード街があり、

城の散策時、当時から雨による水害が多発していた地域だという記載があったので

アーケード街が多いのはそういった関係なのかもしれません。

管理は大変かもしれませんが、安心して買い物などが出来るアーケード街は

貴重だと思いますし、東京ではあまり見かけなくなったものが

今でも残っているのはちょっとノスタルジックな気分になりましたね。

また、お祭りが今年から再開されたと地元の人に聞きましたが

東京ではまだそんな状況になれない地域も多いので

久しぶりの熱量にこちらもワクワクしましたね。

歩いているだけで楽しい空間でした。

 

最終日、妻が一番行きたかった朝市に。

アーケード街の近くで日曜市を含めた朝市が高知では随時開催されており、

最終日に朝市でお買い物をして帰る、という為に高知が最後の目的地になった程

妻には楽しい時間になった様です。

そこで買った(クール便で後日到着)小夏という柑橘類のフルーツは

とても美味しかったですし、また食べたくなる爽やかさでした。

それ以外にも一期一会で見つけたものを何品か購入し、

荷物をまとめた後で、高知城に。

朝市で若干エネルギーを使い果たした感があったので、

高知城の見学はそこそこにして、ひろめ市場での食事リベンジを。

少しだけ席が空いた隙を狙って食事をする事も出来、

満足して高知を出発しました。

 

帰りの飛行機まで時間が少しだけ余裕があったので

やなせたかし記念館(アンパンマンミュージアム)にも足を運びました。

作者のやなせたかし氏の生誕の地が高知県香美市なことから

地元に記念館が建ったのですが、とても自然豊かな場所で

非常に落ち着いた空気感でした。

小さい子が遊んだりするにはベストな環境の様に感じましたね。

 

やなせたかし記念館を出て、高知空港に到着。

ほどなくして東京へ出発。羽田空港で夕飯を食べ、

家に着いたのは20時を過ぎた頃でした。

 

色々四国を回って思った事は、1つの県をもっとじっくり見て回りたいと

感じるくらい素敵な場所がたくさんあった事ですね。

歴史を知る上でもそう感じましたし、

その地域ならではの雰囲気は四国の中でも様々。

時間とお金があれば、本当にもっとゆっくり見て回りたかったですね。

 

コロナ禍でなかなか思う様に行動出来ない事も多いですが、

日本の各地にまだ色々な魅力が詰まっている事を知った旅行だったので

四国だけでなくまた知らない土地に行ってみたいと思う旅でした