究め道

色々感じた事を書くブログです

ストーリーを垣間見る

昨日、テレ東の「世界!日本に行きたい人応援団」で過去の放送回として

パラグアイの人の話がやっていました。

パラグアイに移民した日本人が現地を開拓したエピソード等から始まって

そこで現地の日本人が野球に興じていたという話だったんですが、

そこで生まれ育った子が日本に渡ってプロ野球入りした選手がいる

という事で元ヤクルトの岡林がが紹介されました。

岡林が活躍した時にうっすら聞いた事があった様な気がしましたが

14歳までパラグアイに居た子が日本に行き、

ヤクルトにドラフト1位で指名され、

活躍した年には黄金期だった西武を倒して日本一になった、

というエピソードはプロ野球ファンからすると

物凄いサクセスストーリーだな、と思いましたね。

この番組によって岡林とバッテリーを組んでいた人が日本の地で35年ぶりに再会。

その後、今度は岡林がパラグアイへ行き、当時のチームメイトと再会した

というのはかなり胸が熱くなる展開でした。

その際、地元の日本人で編成されたチームに顔を出すと

50歳になる岡林を地元の中学生くらいの少年が

「勿論知っています。大スターです」と答えるくらいだったので

今でも地元では語り草になっているんだなぁと思いましたね。

 

この番組は偶に見る事はありましたが、

本当に色々な人が日本の事を敬愛してくれているのを感じます。

今回の岡林の話は、色々な人物や繋がりが放送によって紐解かれているのを

知る事が出来たのはとても面白かったですし、

通常回で日本のモノや人物にフォーカスして

外国の人が自分の地で日本のモノを広めている姿には

日本人としてグッとくるものがあります。

お涙頂戴というのは好きではありませんが、

そこにある真実に触れると胸が熱くなるものばかりで

本当にあったかくなる番組だと思います。

 

岡林の回(6年前?)の後日談として、パラグアイのチームに

岡林が顔を出した時のチームの子1人が

四国独立リーグの練習生として参加している、という話も紹介されました。

正直、プロ野球にスカウトされる可能性はまだ低いとは思いますが

縁によって今でも色々繋がっているのを感じたので

今後もテレビで追って欲しいなぁと勝手ながら思いました。

 

野球だけでなく色々なところで人と人が繋がっていると思うと

テレビで紹介される事はないにしても

日々を過ごす際に誠実に生きる事が大事だな

と再認識させられました。

これからも自分なりにではありますが、頑張っていこうと思います