究め道

色々感じた事を書くブログです

予想はしてたけど

先日のニュースでアンナミラーズの最後の店舗だった高輪店が

8月末で閉店するというのを目にしました。

最盛期には20店舗以上を構えることもありましたが、

最後の高輪店も駅前故に再開発の区域だった事もあり

移転の計画もなく終了する事となったそうです。

 

アンナミラーズというと制服がフォーカスされますが、

アメリカンテイストの食事やデザートが揃うレストランで、

はじめて日本に登場したのが1970年代ということもあって

まだまだ海外旅行が高嶺の花だった時代に

国内で海外の雰囲気を感じられるお店というコンセプトが

当時の日本人にヒットしたのではないか、と推測します。

長きに渡って続けて来られた要因としては丁寧な接客がウケた

という話も聞いた事があり、

可愛いらしい制服と相まって老若男女幅広い層に受け入れられたのだと思います。

完全閉店は残念ではありますが、コロナ禍という事もあり

飲食業界はかなり厳しい現実と戦っているのだと再認識させられました。

 

妻は幼い頃からハワイへの渡航はかなりしていた事もあって

アンナミラーズの閉店の話題を目にした時、

懐かしい記憶と共に「どうせなら閉店前に1度行きたいね」と

2人で話していました。

そんな時、偶々ですが妻が行きたがっていたセールが大崎で行われていたので

その帰りに行こうか、となりました。

金曜の夕方、17時半過ぎではありましたが

多少の混雑は覚悟の上で足を運ぶと

多少では済まされない程、店舗の外に20mくらいの行列が。

それを見て流石にこれは諦めよう、とUターンしました。

閉店騒動はあるだろうと思っていましたが

ここまで反響があるとは気付かず。

正直、ナメていたという一言に尽きます。

8月末まではまだ2か月ありますが、

余程上手いタイミングでないとストレスなく食事をするのは難しいかもしれません。

それほど一般人にとってはインパクトのあるニュースだったと思います。

 

今回はアンナミラーズの話ですが、

起源は古くても喜ばれるものはある訳で

それを守る事も大事ですよね。

勿論、時代の流れに上手に乗っていかなければならないですが

年齢を重ねるとノスタルジーな気持ちになるというか

一抹の寂しさを感じます。

 

「あの時は良かったよなぁ」なんてオジさんくさいセリフを

ボソッと口にしてしまう程時が過ぎたという事でしょうか。

心も含めて、年は取りたくないですね