究め道

色々感じた事を書くブログです

何を頼りに生き残るのか

日本経済は円安が進行し、大変な状況になっています。

元々日本は原材料を輸入して製品を作り上げた後に輸出をして

輸出を主に行う会社を軸に経済成長をしてきた経緯があります。

日本だけが経済成長率が著しく悪い事については

バブル崩壊後のデフレの影響が明らかに出ているのですが、

コロナ禍+ウクライナ情勢によって原材料やエネルギーの流れの変化は著しく、

いち早く経済回復を目指した欧米に対して、

コロナ対策を優先した結果経済が後回しになったので

デフレに加えてモノが届かない・作れないがここにきて露見。

その結果、日本の円が売られる傾向は一段と高くなりました。

これによって物価上昇は更に顕著となり、各家庭にダメージを追う事になりそう。

この形はこれからも続くでしょうし、

こうなると最早日本は海外から「リーズナブルな旅行先」として見られるでしょう。

下手をするとハゲタカの様に物や土地が買われて行くかもしれません。

国の政策が正しくなかった事については言うまでもありませんが、

その怒りをぶつけてもあまり意味はなさそう。

社会保険の事もそうですが、

自衛を着々と進める方が建設的な考えかなと思っています。

 

コロナ禍になった事で飲食店の倒産が相次いだのは言うまでもありませんが、

残っているお店でも値上げは着実に行われています。

個人的には閉店するくらいならそれでも全然OKだと思っていますが、

生活する上ではお金の管理をもっとキッチリする必要はあるでしょう。

あまり細かく管理する事が得意ではないのですが、

それでも、出す時と出さない時のメリハリをしっかりしなければ

とは思っています。

良いのか悪いのかはわかりませんが、自分には子供がいません。

だからこそ、無茶な出費をしなければ取り敢えず大きな問題にはならないですが

油断だけはしない様に心掛けたいところです。

 

先日テレビで観た「野菜がいっぱい食べられる飲食店」という

ところに行ってみました。

このご時世なので、栄養バランスを考えると野菜の摂取はしっかりしたいと

考えるとありがたいサービスだな、と思います。

しかし、それは生産者・仲介業者・店舗の努力があってこその話。

当たり前に享受出来るものではないのです。

ここ最近の話を見たり聞いたりしていると、

この当たり前の様な出来事に感謝すると共に

これから先はこういうサービスを受けられないかもしれない事を

覚悟しなければいけないのかな、と思ったりしています。

 

ちょっと違う話ですが、妻のお母さんは

「私たちの時代は、子供の頃には親に旅行に連れて行ってもらって

自分たちが大人になったら、親を連れて行く側に変わったけど、

自分の子が成人した後も旅行に連れて行く側なのは変わらないわ」と

自虐を込めて言っていました。

今の子たち(自分や妻の世代)はそのお金を出す事も出来ない時代に

なってしまったという意味で、自分たちの事を労ってくれていますが

周りの人たちの世話になる事無く

本当の意味での自立が出来ないままだと

これから先生きていくのは困難を極める事なんだろうと思います。

 

こんな世の中ですが、精神的に支えてくれる妻には改めて感謝ですし

この生活を不安なく過ごせる様にする為にも

敏感に生きていこうと思います