究め道

色々感じた事を書くブログです

素敵な一夜

先日の話ですが、東京フィル・ビルボードラシックスオーケストラの

クリスマスコンサートに行ってきました。

格式ある楽団のコンサートに行くなんてあまりない機会ですし、

そもそもそういった分野にあまりアンテナが立っていないのですが、

今回のコンサートはスヌーピーに関連したものがあったので

それをチラシで見た妻がチケットを取ってくれた、という顛末です。

スヌーピーが大好きなのを知っている妻が気遣ってくれました)

 

開演前にグッズを買ったりしたのですが、

それは勿論スヌーピーに関するものばかりが並んでいたので

自分の中ではかなりホクホクしていました。

コンサートもどういうものなのかワクワクしていたのですが、

コンサートのスペシャルゲストに城田優が出演するという事もあり

観客は若い女性がかなり多かったです。

しかし、一部で自分よりも年上の男性2人組がそれなりに居たりもしたので

自分と同じスヌーピーファンなのだろうか?と思いながら

開演を待っていました。

 

コンサート内容はスヌーピーに関する音楽は勿論ですが、

クリスマスコンサートという事もあり、クリスマスに関する演奏がされたり

城田優がクリスマス関連の歌を楽団の演奏でショーの様に歌ったりと

良い意味で色々なプログラムとなりました。

純粋なクラシックではありませんが、

「クラシックコンサート」というとハードルの高さを感じてしまう人にとっては

今回の様な「スヌーピー」とか「城田優」という看板を掲げる事で

気軽にコンサートを楽しんでほしい、というビルボード側の意図を感じる

素敵なコンサートでした。

 

幼少の頃に、コーラスを趣味でやっていた祖母に連れられて

クラシックを聴きに行った事もありましたが、

正直その時の感想としては退屈なものだった、という気持ちでした。

しかし、この年齢くらいになると、その時の経験があるからこそ

今回のコンサートがとても楽しく、素敵で、良い意味で高揚する様な

本当に感慨深い瞬間でした。

昔の頃の気持ちを思い出したり、綺麗な音色にうっとりしたり

ワクワクさせてくれる様なプログラムが組まれていたり。

1時間半くらいの時間ではありましたが、

こんなに心が躍る様な気持ちになったのは久しぶりだったので

とても良い一夜でした。

 

妻と一緒になってから、この様な音楽に再び触れる機会が増えた事が

自分の中ではとても心を豊かにしてくれている様に感じます。

音楽というものが本能的にそう感じさせるのか

自分の人生観がそうさせてくれているのかはわかりませんが

こんな機会を作ってくれる妻に感謝したいと思います