究め道

色々感じた事を書くブログです

感傷に浸る時間

自分は自他共に認めるテレビっ子です。

テレビ離れが言われる昨今でも、基本的に家ではテレビがついています。

昔からの習慣なのかもしれませんが、

「なんとなく」でつけている部分もありますね。

 

その自分がお気に入りの番組だったのが、

昨日をもって本当に終了となった「マツコ有吉の怒り新党

はじめは深夜1時台だったかと思いますが、

その存在を知ったのは番組が始まって1年くらいした頃でしょうか。

日曜の夕方に再放送の形で放送されているのを目にした事でした。

マツコと有吉が毒を吐くキャラとして一世風靡していたのは

今更言うまでもないとは思いますが、

そこに一歩も引けを取らなかったのが夏目アナ。

当時は日テレから干されて悩んでいたと思いますが、

違う局の深夜帯だった事もあって切り返しの言葉が辛辣な時もあり

「こんな一面もあるのか」と驚きながら、再放送に引き込まれました。

それから11時台の放送になり、三大〇〇などの人気コーナーも出来、

高視聴率でゴールデンに進出。

しかし、時代の流れなのか時間帯の変化なのか

毒を吐く事が難しくなった事もあり番組は終了。

かりそめ天国へと変更して現在に至る番組へと変化していきました。

 

個人的には深夜帯の時のマツコ・有吉の攻撃的な発言と

バランスを取りながらも上手に司会進行を進める夏目アナが好きで

今にしてみれば奇跡のバランスだったのかもしれませんね。

怒り新党が終わったのは非常に残念でしたが、

結婚の際の1日限りの復活、そして今回の最終回イベントは

当時の気持ちを思い出させる様な楽しい時間でした。

勿論当時のとげとげしさまでは再現出来なかったのですが

それでもあの3人だけで面白い番組を仕上げていくというのは

本当に凄かったなぁと今でも思います。

 

夏目アナは9月末をもって表舞台から降りるという事で

今回の特番出演となりましたが、

結婚した2人は1度辛酸をなめる経験をしているだけに

意気投合したのだと個人的には思っています。

今後の生活も上手くいって欲しいと思っていますが

マツコが夏目アナの最後の話に対して「涙が出ない」という発言が

2人に対するエールと愛情、そして怒り新党の時のちょっとしたスパイス

という感じがして本当に良かったと思います。

 

テレビ番組がつまらなくなってテレビ離れ、と言われますが

youtubeなどのネット系コンテンツは個人的にはイマイチ。

過激さをウリにするケースが多いですが、

悪ふざけや過激さを素人が真似しても滑稽なだけで

しっかりとした構成や裏付けがないと秀逸にはならない訳です。

その部分についてはまだテレビに一日の長があるのかな、と思っています。

視聴率を気にしなければならないのはテレビ側の難しいところだと思いますが

これからも良コンテンツを生み出して欲しいですね