究め道

色々感じた事を書くブログです

ハッとさせられる

車で通勤している事は過去にも載せていますが、

車の中は退屈ゆえに最初は音楽をかけていました。

しかし、お金をかけずに楽しむ範囲でしかしていない為、

それも暫く経つと飽きが来てしまうもので。

その為、今はFMラジオを聴きながら運転しています。

その中で、今日小学生の夏休み川柳の話になりました。

 

印象的なものを幾つか紹介していたのですが、

自分が聴いて「凄い!」と思った句がこの句。

 

マスクでも ニッコリ笑顔 目言葉(アイことば)

 

世の中では2度目のコロナ禍の夏休みですが、

子供にとってはマスク生活が当たり前になった昨今。

大人たちがどの様に日々を過ごしていけば良いのか四苦八苦する中で

上の句を詠んだ小学生は「こうなると良いよね」という指針を示す様な

句ではないかな、と感じました。

 

子供は良くも悪くも正直ですよね。

例えばですが、良いものを良い、悪いものを悪いと忖度なく言ったりします。

発言する事によって何が起こるかをたくさん経験してきた大人には

逆に出来ない部分だったり。

子供は周りの影響をたくさん受けて自分の価値観を形成しますが、

(大人になっても影響は受けますが、

固定観念もあるので簡単には変わらないでしょう)

良い事を言うのも悪い事を言うのも、大人の影響だと個人的には考えています。

その中でも最も影響を受ける大人と言えば親だと思うので、

上の句を詠んだ子の親の育て方が良いのではないかなぁ、と思いました。

みんなが苦しい時でも笑顔で接しようという心持ち、大切ですよね。

とても素敵な考え方だと思います。

 

こういう事って結構子供に気付かされる事も多い気がします。

大人になると何気なくしている事が、

子供を介して見ると鮮明に映る、というか。

日本人の勤勉性やモラルの高さを

オリンピックの際に世界が賞賛している記事を目にしましたが

文化、という一言で片付けるのではなく、

改めて「教育」という視点で考えてみるのも良いのかもしれませんね。

勿論、日本人にもダメな部分はあるので、

古き良きものを継承しつつ、海外の異文化でも良いものは

常にアップデートする気持ちで次世代に伝えていきたいですね。

 

自分に子供はいませんが、そんな事をふと思う今日この頃です