究め道

色々感じた事を書くブログです

熱心には追えないけど

高校野球の春の選抜大会が開幕しましたね。

昔は暇を見つけて情報を追いかけていましたが、

年々そういった事をしなくなって来ているのは

自身の衰えを感じます。

一方、甥っ子は野球が好きな事もあって

プロ野球高校野球も観る様になっているらしく

話題についていける様にする事で

結果的に今の野球界を知る事にも繋がるので

個人的には少し頑張ろうとも思っています。

 

少し前のネットのニュースで読んだ様に記憶していますが、

今年から大会前の練習を再び甲子園で出来る様になったとか。

コロナ禍になって観客の制限等もありましたが、

プレイヤー側も以前の形を少しずつ取り戻せているのかな

と思うと、長い期間かかったものの感慨深さがあります。

コロナ禍で普段から思う様に練習が出来なかった頃に比べると、

技術的な問題もそうですが野球に対する熱量を持つ子が

ガクンと減ってしまうのではないか?と個人的には危惧していました。

現時点での統計等を見ている訳ではないので一概には言えませんが

以前の姿を取り戻すと共に周囲の熱量も戻ってきてもらいたい

というのがいち野球ファンとしての本音でもあります。

去年WBCで奪還したのが、良いアピールになってくれたら

と願っています。

 

自分は強い学校でプレーをしていた訳ではありませんが、

それでも高校野球は入部さえすれば誰でも出来るのが良いところ

と思っています。

強豪校で競争に敗れた子であっても、努力が無になってしまう事はないですし

控えやベンチ外だったとしても

引退後に大学や社会人に進み、プレーをしてもしなくても

その時の楽しかった事や辛かった事を仲間と共有出来る時間を持てる事は

今の自分の年齢になった事でとても貴重な事だったと思っています。

プロの様に門をくぐる事が大変難しいものではなく、

自分の意思さえあれば関われる、というのは

部活動の良い側面だと思うので

甲子園に出場している選手たちには勿論精一杯楽しんでもらいたいですし

出場を目指す学校をはじめとして様々な形で高校野球に関連のある人達には

後悔の無い日々を過ごしてもらいたいな、と思います。

コロナ禍になった事で、日常を問題なく過ごす事の貴重さを

実感する人は多かったと思うので。

 

選抜に出場する中には、将来的にプロ野球界の中核を担ったり

もしくはもっと羽ばたいてメジャーに行くレベルになる子もいる事でしょう。

そういった子を探しながら観戦するのもまた一興。

自分の出身地域の応援をするのも楽しみの1つでしょうし、

昨今では注目を浴びるブラスバンドの演奏を聴き比べてみたり。

時には毎日仕事で気持ちが滅入る事もあると思うので

若いエネルギッシュな姿を見てパワーを貰うのも良いのかもしれません。

 

時代が変わっても不変なものもある。

それを楽しむ事が、本当のスポーツ観戦なのかもしれません