究め道

色々感じた事を書くブログです

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先日、ベルーナドーム(西武ドーム)へ行って試合を生観戦しました。

きっかけは甥っ子がプロ野球観戦をしてみたい、というもの。

弟と相談し、3人で観に行ってきたという訳です。

自分が西武が好きなのもありますが、都内の家からあまり遠くない場所で

チケット代が比較的良心的な設定のところで選んだ、というのもあります。

(東京ドームは今でも良いお値段がするので…)

 

現在交流戦が始まったばかりではありますが、

西武は現時点で怪我人が続出。

主力選手でも捕手の森とショートの源田が離脱中。

やりくりの難しさを感じさせますが、そんな中試合を観に行った数日前に

高卒ルーキーで育成枠だった滝澤が支配下に登録。

プロ野球選手の中では身長が最小の選手という事で

当日はちょっとしたニュースになった選手でした。

40歳を超えた自分からすると、子供の様な年齢の選手が

2番ショートでスタメンを張っていたので

試合が始まった時には「やりくりが大変なんだろうなぁ」と思って観てました。

先発だったドラフト2位ルーキーの佐藤が好調ではなかったからか

苦しそうなピッチングをしている中、5回にその滝澤が好捕。

結果として併殺打が完成しなかった事で失点をしてしまいましたが、

その身のこなしが非常に軽やかだったので

弟と共に「おぉっ、すごいな」と口にしてしまいました。

しかも、その日はそれだけでなく、7回の攻撃時にセットアッパーの楽天ブセニッツが

西武愛斗の打球を足に受け負傷退場。

川越のタイムリーで2点差に迫ると、更にランナー2人がいる状態で打順は滝澤に。

背は小さいですがしっかりとバットを振り切ると同点の三塁打を放ち、

動揺する安楽の暴投の間に一気にホームを陥れました。

緊急登板となった安楽は可哀想でしたが、この日は滝澤の活躍が際立っていて

ニューカマーを予感させてくれる様な試合でしたね。

その後もヤフーニュースを見ていると、滝澤の活躍を報じる記事が散見されるので

偶々ですが、当日試合を観れたのは幸運だったなと思いました。

 

タイプ的には源田と近しいと思うので、

源田の故障明けと滝澤本人が連日試合に出場し続ける事で生まれる疲労と不調によって

恐らくスタメンが入れ替わる可能性があると思いますが

バットを振り回すタイプが多い西武打線においては貴重なタイプなので

源田と共に出場すると、相手チームからは厄介な打線になると思いますね。

 

ここからは自分の妄想になりますが、源田が戻って来た時に

滝澤がセカンドを守れるとチームの幅は大きくなると思います。

現在セカンドは外崎が守っていますが、西武は外野の育成が遅れているので

外崎を外野に回す事で層の強化が出来るかな、と。

外崎本人的にはたらい回しにされて良い気分ではないかもしれませんが、

チーム事情として理解してもらうほかないでしょう。

ファースト山川はほぼ固定、サードは中村がメインになりながら

フル出場は難しいので山田・呉が状態によって入る形に。

外野は金子or岸にセンターを任せつつ、ライトに外崎を。

レフトはオグレディ・川越を中心に。

ただ、外野は調子次第で起用する形にして固定はしないのが現状は理想かと。

勿論、将来性の高い選手をメインに据えるのはアリ。

愛斗や鈴木将平など殻を破り切れていない選手の奮起も期待する形で。

捕手は森の替わりに柘植が少しずつ芽が出て来ているのは良い傾向なので、

森を脅かして欲しいですね。

どのポジションでもそうですが、どっちつかずになるのはダメだと思いますし

かといって安住の地を与えられる選手は限られていると思うので

あくまで競争力を養う必要はあるでしょう。

 

つらつらと書きなぐってしまいましたが、

滝澤の様な選手は貴重なピースになると感じました。

華があるタイプではないかもしれませんが、チームには必要不可欠なタイプなので

これからも注目していきたいと思います