今日はクリスマスイブですね。
平成の時代なら23日が現上皇様の誕生日で祝日だった事もあり
その辺りは世の中的にも騒がしくなっていましたが、
今年は新型コロナウイルスの事もあって
静かな形でのお祝いの方が良いのかもしれませんね。
何が正解なのかを問われると難しいところではありますが。
さて、先日M-1グランプリが行われましたね。
優勝したマヂカルラブリーは以前出場したM-1決勝で
審査員に酷評されてからのリベンジ優勝となった
というのが話題になっていますね。
歴史を辿ると、因縁というか色々な人間模様があって
それもまた面白さの1つではあります。
しかし、毎年起きる論争が「優勝した人たちが本当に1番だったのか?」
ということ。
自分はタイミングが悪く、決勝の途中でようやくテレビが観られる
状況になったので経緯も含めてあまり理解している訳ではありませんが、
マイクを前に2人の漫才師がボケとツッコミを繰り出す
いわゆる「王道」というスタイルではない組が多かった様で
それにかなりの異論を含めた論争が起きていますね。
去年のM-1の優勝したミルクボーイはまさに王道スタイルでしたが、
その違いに戸惑っている人が多い、という事なのかもしれません。
これは今回に限った話ではなく、
ダウンタウンが出て来た時に「アレは漫才ではない」という人もいますし
自分がイメージしている「漫才」というスタイルではなくなると
批評する人が出て来てしまうのが何とも残念です。
漫才だけでなく全てのジャンルにおいてその様な論争は起きますが、
そもそもの定義が定まっていないか、或いは曖昧だからこそ
自分の中でのイメージの様なものがあって、
そこからはみ出すと「アレは違う」となってしまうのではないでしょうか。
定義付けは非常に難しいですが、
そんな固定観念はナシにして「とにかく楽しもうよ!」とは
ならないものなのかなぁと思ったりしますね。
ジャンル分けしたりカテゴリー分けしたい気持ちはわからなくはないですが、
人を笑わせて楽しませる事を一生懸命研究して実践してる人って
それはそれで凄い事だと思っています。
自分にはない才能なので、素直に羨ましいですね。
漫才だけでなく、チャップリンの様な喜劇だったり、
今流行りの鬼滅の刃の様な漫画だったり、
様々なエンターテインメントで活躍する人たちに共通する凄みというのは
職種こそ違えど尊敬出来る見事な才能です。
それを如何なく発揮出来る場所があるというのが良い事だと思いますし、
それによって勇気づけられている人がたくさんいるのもまた事実な訳で。
面白く思わない人もいるかもしれませんが、
そういったものを跳ね返して更に強くなっていく様な姿を見せて
これからも頑張ってもらいたいですね。
何かと悲しい話題が多い世の中だからこそ、
素直に笑える様な話題を提供してくれる方々に感謝しつつ
心穏やかに年末を過ごしたいと思います