究め道

色々感じた事を書くブログです

マンガにも表れる時代

現在住んでいる家にはマンガは置いてありませんが、

二十歳過ぎまで住んでいた実家には数え切れない程のマンガがありました。

大学時代の友人には、学校の近所に家があった事もあり

マンガ喫茶と呼ばれた事もあるくらい。

実家の引っ越しと共にそのほとんどを処分してしまいましたが

ブックオフなど安くまとめ買い出来るお店が出来てからは

気に入ったら大人買いしたりよくしてました。

きっかけだったのは、恐らく父親が買って来た「キャプテン」

全巻揃っていなかったのですが、時代を表す様なスポ根マンガで

頑張れば上手くなれるという描写が子供ながらに気に入ってました。

数ある登場人物に自身を投影してイメージし、

現実に帰って練習したものです。

 

自分が好きなジャンルはスポーツ系と時代もの。

スポーツも野球だけではなく、バスケ(スラムダンク)やサッカー(オフサイドなど)

面白いかも、と思ったものはいっぱい買ってました。

時代ものはるろうに剣心がツボでしたが、

それ以外にも戦国時代や明治維新を舞台にしたマンガが好きでしたね。

 

当時に比べると、マンガに触れる事はかなり減ってしまいましたが

今日甥っ子に本を買って行こうと思って立ち寄った際に

マンガコーナーも見てみましたが

とにかくラインナップが増えた様な気がします。

電子コミックなど媒体が増えたからなのか、

それともマンガを読まなくなってしまったからなのか

タイトルや絵柄は見た事あるけど、中身は全然知らない

なんて作品がとにかく多いです。

ちょっと浦島太郎の様な気分ですね。

 

詳しく読んだ訳ではないので正しく分析出来ているかはわかりませんが、

自分が子供の頃のマンガは主人公が成長して強くなるものが王道で

努力をする事が大事、みたいな描写がよく描かれていましたが

今のマンガは少しテイストが変わった様な気がします。

サラッと見た限りですが、主人公は特別な能力を既に持っているケースが多く

それに気付いていないとか、元々才能が溢れている感じがありますね。

凡人が成長するドラマよりも才ある者の物語が

現代の王道なのだろうか?とちょっと思ったりもします。

スポーツ系で言うならば、細かい描写が多いマンガが増えた気がしますね。

勢いで描かれるのではなく、どの様な対応をする事が

試合にとって有効なのか?など、ちょっとコアになった気もします。

ネットで情報が蔓延する時代なので、

そういった科学的根拠の様なものも裏付けとして必要なのかもしれませんね。

 

スマホのアプリでマンガを気軽に読む事も出来る様になっていますが、

自分はやっぱり紙派です。

ページをめくるドキドキ感は紙にしかない、と個人的には思っています。

まぁ、パソコンやスマホなどを長時間使うと

ブルーライトのせいなのか眼精疲労やそれに伴う頭痛が嫌だというのも

ありますが…年には勝てませんね