究め道

色々感じた事を書くブログです

今日の風景

今日は8月15日。第二次世界大戦終戦日ですね。

前回も同じ様なものを書きましたが、今回も。

 

コロナ禍になって車で通勤しているのは何度もここで載せていますが、

今日はラジオでも「戦争体験者の話を聞いた事がありますか?」と言っていたり

通勤の道で皇居の近くを通るのですが、

皇居の近く及び靖国神社方面は、1km以上手前からバリケードが準備されるなど

厳戒態勢の様相です。

コロナ禍で初めて8月15日が平日になったので

都心を車で運転してはじめて気が付きましたが

これだけの事を毎年やっているのだろうか?と思うと

これは大変な労力だな、と感じました。

安倍さんの様な事件を起こしてはならないのは当たり前ですが、

99.9%はそういった事は起きない訳で

ほんの僅かな綻びも許さない様に警戒し続けるというのは

やはり大変な事だと思います。

 

戦争体験者の話を聞いた事があるか?というラジオの話ですが、

自分は修学旅行で沖縄に行った際に聞いた事があります。

防空壕も見ましたし、話も聞きましたが

当時は戦争の悲惨さを本当の意味では理解出来ませんでした。

豊かな世の中が当たり前だったので想像力が欠如していたのかもしれませんが

死が隣り合わせの生活というのは、心が擦り減るレベルの話ではないですし

現在の様な様々な考えを持つ事が出来ないほど

緊張状態が続いていた事でしょう。

大人になってウクライナ情勢を見て少しずつ理解出来る様になってきたので

リアルタイムでこの経験は相当なものだっただろうと想像します。

 

戦争は勿論あってはならないこと。

しかし、人々には様々な価値観が存在し、

その価値観の相違によって相容れない関係になってしまう事も

また当たり前に存在します。

SDGsで様々な人物・性格を受け入れようと言っていますが

なかなか簡単に頭を切り替えられない人が大半でしょう。

自分も多分に漏れずその1人です。

でも、他人と分かり合う事が出来なかったとしても、

せめて攻撃的になるのだけは止めよう、と自分の中では思っています。

時に誰かを守る為に攻撃的にならざる瞬間というのはあるかもしれません。

しかし、そうでない時にはその場から去るなど

回避出来るものは回避して過ごせたら、と思っています。

嫌なものに目をつぶる形にはなってしまうかもしれませんが、

相手をねじ伏せる様なやり方は出来れば避けたいですし

批判などの負の感情は更なる負の感情しか生み出さないので。

そうなる前に回避したいものです。

恐らく戦争の多くはそういう負の感情が形になったものだと思うので

形になる前に対処をしたいところですね。

 

終戦日から77年の今日、日本は当時に比べて格段に豊かになったと思います。

経済やウイルス対策など、課題は山積していますが

戦争の悲劇を生み出さない様に

自分たちの行動も今一度考えていく必要があるのではないでしょうか。

考える事が、抑止への第一歩だと思います