究め道

色々感じた事を書くブログです

孤独なおじさん

最近記事で目にする様になった"おじさんに友達がいない"というもの。

先日通勤時にラジオでも同様の事を取り上げていましたが

ネットの記事でも見かける事が増えて来た様に感じるので

少しだけこちらでも触れようかと。

男性は多くの方が企業に勤めていると思いますが、

独身のおじさんが所謂『友達』と言える人がおらず

会社以外でコミュニティに属していない事が問題になっている

というのが端的に言う今回のテーマです。

 

男性は女性と比べてコミュニケーションを取る事が苦手な人が多いですよね。

人間の脳科学の観点から見ると、左右の脳の情報伝達に使用される脳梁

女性の方が太い傾向があること、

一般的に女性の方が記憶力が優れている為、マルチタスクを行おうとするのが

日常的になって脳が鍛えられていく、とも。

(勿論個人差がある事や、性差はないという話もあります)

日常的に色々な人とコミュニケーションを取る事が出来る環境なら

元々が苦手であっても否応なくコミュニケーション障害と言われる部分を

克服出来るでしょう。

事実、自分も元々はあまり得意なタイプではありませんでしたが、

苦手なものを克服したい気持ちと自分が傷付く事を厭わない様に

自分自身に喝を入れて行動したので、

ある程度はコミュニケーション能力は備わったかな、と思います。

 

友達が居ないという人は、恐らく殆どのケースでコミュニケーション能力の

低さを自認していると思います。

ただ、特に社会人になると「仕事」という役割を得る事で

コミュニケーションを懸命に取らずとも周りが認めてくれる環境に

身を置く事になるので、コミュニケーション能力の向上を

後回しにしてしまうのではないか、と。

これが根本の原因かな、と思っています。

辛辣な言い方をすれば嫌なものを後回しにしたツケとも言えますが、

嫌いなもの・苦手な事に携わらずに済むならその方が良いのはもっともな話。

自分も違う分野では逃げている部分もあるので

今回の話は状況が違えば自分も当事者に成り得る話だと思いました。

 

無理に友達を作る必要はない、という意見も理解は出来ます。

しかし、世間から孤立するのはマズい話です。

若い人であっても、突然倒れる様な病になった時に

常にコミュニケーションを取っている"誰か"が存在していれば

そのピンチに気付く可能性がありますし

その誰かが多ければ多い程、ピンチを脱する可能性が高まる訳です。

また、最近話題の宗教に関しても、孤立を深めてしまうと

カルト集団の様な所に属してしまう可能性を高めてしまうので

この危機を回避する上でも孤立は避けたいところですね。

 

簡単な対策として、友達とは言わずとも

「何かしらのコミュニティに属すること」はした方が良いのでは?とは思います。

サークル活動はわかりやすい形ですが、そのハードルも高いと感じるなら

例えば、運動が好きな人ならジムに通う、とか。

漫画が好きなら本屋に通う、でも良いでしょう。

行きつけの場所を見つける・作る事が最も簡単に出来る対策だと思います。

 

コミュニティに属すと、良い事もありますが傷付く事も多少なりともあるでしょう。

それが嫌で避けている人もいると思います。

しかし、最終的に自分の身を守れるのは自分だけ。

だからこそ、自分から逃げない様にしておく事が必要なのかもしれません。

自分を守る為に、頑張らないといけませんね。

 

自分も少し体質改善を頑張ろうと思います