究め道

色々感じた事を書くブログです

区切りがついて

昨年末頃から会社の事情により早朝作業が日常となっていましたが、

今月末をもってそれが区切りとなる事が決まりました。

結構長い期間ではありましたが、代理であったとはいえ

大きなトラブルを生じる事がなかったのは

個人的にホッとしましたね。

 

自分の働いている業界は昔から慢性的な人員不足。

それ故だと思いますが、外国人の就労を是とする

特定技能実習生の枠組みが設けられています。

日本人がダメなら外国人で、なんて簡単な話ではないんですが

近年の首都圏内ではコンビニで外国人が働いているのが

当たり前の光景になってきた様にも感じますが、

オペレートの効率化とマニュアル化の徹底が出来るのはやはり大手だからこそ。

自分の様な中小企業であれば、常に創意工夫が求められる訳で

これこそが外国人を雇用するという事に限らず

常に思考として求められている事だと思います。

 

とはいえですが、自分の蒔いた種だとはいえ

早朝から作業を行い、日中は社内の業務と戦略を考え

夜には現在進行形で国家資格の勉強中。

このハードスケジュールはなかなか身体に堪えました。

それが早朝のものがなくなっただけでも個人的には有難い話。

勿論仕事の面で万事が解決している訳ではないのですが、

今はこれを有難く享受しようと思っています。

 

一方、最近有難い事に見積り依頼の話を積極的に頂ける様になりました。

人員が不足しているのは事実ですが、同時に攻めも必要になる訳で。

今迄早朝に作業をしていたエリアが自社ではあまりやり繰りが出来ないところ

だったので自分が就業前に行うしか方法がなかったんですが、

最近お話を頂いているところは、元請会社さんが配慮してくれて

自社が既に複数管理しているエリアを選定してくれているので

こちらとしても調整の仕方を工夫して話を聞いている感じです。

現段階では正式な受発注となっているのはまだ少ないんですが、

こちらを向いてくれているだけでも有難い事なので

齟齬が生まれない様に気を遣いながら打ち合わせをしています。

 

近年の当業界は、都心部の再開発がどんどん進んでいることと

最低賃金の上昇により既存の企業が限界を迎えて金銭交渉が

いくばくかしやすくなりました。

政府の意向で川上が無視出来ない事情もあります。

その中で、オーナー側が他社への見積りを依頼し、

相見積もりをした上で現状維持or鞍替えを検討する、というのが流れですね。

勿論我々が見積りで出している金額はメチャクチャなものではないですが、

やり繰りが出来なくて解約をせざるを得なかったり

諸条件が厳しすぎて工夫のしようがないパターンは結構あるんですよね。

オーナー側と直接交渉が出来れば色々理解出来る部分もあるんですが、

飛び越えて動くのはダメな訳で。

だからこそ人間の思惑が見え隠れするんですが、

自分からするとシンプルに説明出来ない状況を作り出している方が悪いんだろ

と言いたくもなるんですけどね。

 

体力に少しでも余裕が出て来ると思考を巡らせる事が出来る様になるので

前向きに色々考えられる様になるのは有難いこと。

これを機にエネルギーをより注ぎ込める様にしたいですね